NBU日本文理大学

資料請求

新学部広告紹介

入試情報

2024夏オープンキャンパス

資料請求

新学部広告紹介

入試情報

2024夏オープンキャンパス

臨床検査学コース

臨床検査技師養成

検査データを追究し、
生命を救うプロフェッショナル。

臨床検査技師は医師の指示のもと、生体から採取された材料(血液、尿、組織、細胞など)の検体検査、超音波診断装置や心電計を用いた生理学的検査を行います。検査によって得られた科学的な分析データは、病気の診断・治療方針の決定、病気の早期発見・予防に役立てられます。病気の原因や状態を解明するには、高度な知識・検査技術と分析力が必要です。製薬会社では試薬開発研究業務、行政機関では公衆衛生業務に携わるなど、多くの場面で活躍しています。

臨床検査学コース
主な業務
検体検査(分析検査)
血液や尿の成分を化学的・免疫学的に分析したり、血球測定で貧血の有無を分析するなど、健康状態や病気の程度を検査します。
検体検査(形態検査)
細胞を観察し、がん細胞や白血病細胞の発見につながります。臨床検査技師が取得できる細胞検査士はがん細胞発見の重要な役割を担います。
生理学的検査
心筋梗塞や不整脈の診断のための心電図検査、超音波検査、呼吸機能検査、脳神経機能検査など、各臓器の機能の異常の発見につながります。
臨床検査技師の魅力と可能性
  • 01 「検査」のスペシャリストを目指せる

    患者さんの血液や尿、細胞などを分析・診断する検体検査や、医療機器で心臓や肺、脳、各種臓器の機能や状態を調べる生理学的検査など検査分野は多岐にわたります。細胞検査士や超音波検査士といった各検査領域の認定資格を取得することで、スキルアップを図り、専門性を高めていきます。

    「検査」のスペシャリストを目指せる
  • 02 コロナ禍を支え続けた臨床検査技師

    検体採取からPCR検査まで、他の医療スタッフ同様にコロナ禍の社会を支え続けました。PCR検査に代表される遺伝子・染色体検査は、様々な疾患の診断にも用いられます。医療の進歩とともに検査技術も高度化しており、それを支えているのが臨床検査技師です。

    コロナ禍を支え続けた臨床検査技師
  • 03 チーム医療の中で重要な役割を担う

    現在の医療では、複数の医療専門職が連携して患者さんの治療にあたるチーム医療が基本です。臨床検査技師として感染制御や栄養サポート、糖尿病療養指導などのチームに参画し、医師の判断の支援となる助言を行うなど、診療に積極的に携わることが求められています。

受験資格が取得できる資格
■臨床検査技師国家試験受験資格
取得を目指す関連資格
■心電図検定(学会認定)/有機溶剤作業主任者(国家資格)
■特定化学物質・四アルキル鉛等作業主任者(国家資格)
Life Style

いち早く病変を発見する
検査のプロを目指して

月足 早希 (2年)
鹿児島県/県立伊集院高等学校 出身

もともと理科の実験が好きだったことや、母親が病院に勤めていることから、病院内で様々な検査・分析を担う臨床検査技師を目指すようになりました。特に、がんの発見を担う「病理」の分野に興味があり、細胞の正常・異常の見分け方といった専門知識を身につけるため、日々、授業に集中しています。授業の空き時間は、学内のカフェやLCMセンターにあるレストスペースで友人とおしゃべりしたり、メリハリのあるキャンパスライフを送っています。充実した学内施設に加え、スクールバスや周辺の利便性も高いので、勉強に専念できる環境だと思っています。

ある1日のスケジュール
時間割モデル(3年次前期)
科目一覧

各年次をクリック

幅広い教養を身につけるとともに、医療人として必要な基礎知識を学ぶ

人体の構造や疾病について学ぶ専門基礎科目
  • 人体の構造及び機能

    • 解剖学
    • 生化学
    • 生理学
    • 薬理学
  • 臨床検査の基礎とその疾病との関連

    • 医学概論
    • 病理学1
    • 微生物学
臨床検査を総合的に学ぶ専門科目
  • 生理学的検査

    • 臨床生理検査学1・2
「医療産業人」を育成する科目
  • キャリアデザイン

    • デジタル医療の基礎

各年次をクリック

臨床検査技師として必要な基本的知識と技術を学ぶ

人体の構造や疾病について学ぶ専門基礎科目
  • 人体の構造及び機能

    • 分子生物学
    • 栄養学
  • 臨床検査の基礎とその疾病との関連

    • 病理学2
    • 免疫学
  • 保健医療福祉と臨床検査

    • 公衆衛生学
  • 医療工学及び医療情報

    • 医療工学概論
    • 検査機器総論
臨床検査を総合的に学ぶ専門科目
  • 病態学

    • 臨床病態学1・2
    • 臨床検査医学
    • 臨床検査学演習
  • 血液学的検査

    • 血液検査学
    • 血液検査学実習
  • 輸血・移植検査学

    • 輸血・移植検査学
  • 病理学的検査

    • 病理組織検査学
    • 細胞診検査学
  • 尿・糞便等一般検査

    • 一般検査学演習
  • 生化学的検査・免疫学的検査

    • 生体分析検査化学
    • 生体分析検査化学実習
    • 免疫検査学
  • 遺伝子関連・染色体検査

    • 遺伝子・染色体検査学
  • 微生物学的検査

    • 微生物検査学1・2
  • 生理学的検査

    • 臨床生理検査学実習
    • 画像検査学

各年次をクリック

臨床検査の現場を実際に経験する上で必要な専門知識と技術を系統的に学ぶ

人体の構造や疾病について学ぶ専門基礎科目
  • 保健医療福祉と臨床検査

    • 公衆衛生学演習
    • 保健医療福祉論
  • 医療工学及び医療情報

    • 情報科学概論
臨床検査を総合的に学ぶ専門科目
  • 輸血・移植検査学

    • 輸血・移植検査学実習
  • 病理学的検査

    • 病理組織細胞検査学実習
  • 尿・糞便等一般検査

    • 寄生虫検査学実習
  • 生化学的検査・免疫学的検査

    • 免疫検査学実習
  • 遺伝子関連・染色体検査

    • 遺伝子・染色体検査学実習
  • 微生物学的検査

    • 微生物検査学実習
  • 生理学的検査

    • 画像検査学実習
  • 臨床検査総合管理

    • 医療統計学1・2
    • 臨床検査総合演習
  • 医療安全管理

    • 医療安全論
臨地実習
  • 実践的な能力を身につける臨地実習

    • 臨地実習前総合実習
    • 臨地実習
「医療産業人」を育成する科目
  • キャリアデザイン

    • チーム医療概論
    • チーム協働と課題解決

各年次をクリック

医療の発展に寄与できる問題解決能力を育て、研究の重要性を通して臨床検査分野の役割を学ぶ

人体の構造や疾病について学ぶ専門基礎科目
  • 保健医療福祉と臨床検査

    • 関係法規(臨床検査)
臨床検査を総合的に学ぶ専門科目
  • 生理学的検査

    • 画像・AI解析検査学
  • 臨床検査総合管理

    • 検査総合管理学
  • 医療安全管理

    • 医療安全管理学実習
知識と技術を応用する総合分野
  • 臨床検査医学

    • 臨床検査論1・2・3
    • 卒業研究
「医療産業人」を育成する科目
  • キャリアデザイン

    • 保健医療と工学
    • 保健医療と経営

3コース共通科目

Pick up科目
Teacher's VOICE!
  • 知識を社会へ還元
    研究者としての使命

    教授 松井 智浩

    教授 松井 智浩

    脳障害が起こった際に脳温を32~34℃まで冷やして神経細胞の壊死を防ぐことで脳を保護する「脳低温療法」の研究に取り組んでいます。脳に重度の損傷を受けた患者の回復を目指す治療法であり、特に、新生児の低酸素性虚血性脳症に対しては、神経学的予後の改善に有効な唯一の治療法です。研究を続けるなかで強く感じたのは論文にして発表しなければ、ただの知識だけで終わってしまうこと。日夜研鑽を積む中で得た発見や解釈を社会にアウトプットすることが研究者としての私の役目です。

  • 細胞生物学技術の研究で
    病変の早期発見を目指す

    准教授 政元 いずみ

    准教授 政元 いずみ

    以前は、大学病院などの医療現場で臨床検査技師として勤務していました。血液検査学や免疫学を専門とし、主な業務は造血器腫瘍の診断に役立てる「フローサイトメトリー解析」でした。この解析は一般に広く活用され、レーザーを利用して不均一な混合液中の細胞を計数、選別、および特性解析するための細胞生物学技術で、迅速かつ同時に複数のパラメーター分析が可能です。現在は、このフローサイトメトリー法を用いて、骨髄細胞の比較を行うことで、病変の早期発見につながる研究を推進しています。