大分県初の4年制保健医療学部として2023年4月に開設。診療放射線技師や臨床検査技師、臨床工学技士など、多くの医療従事者を輩出してきた「日本文理大学医療専門学校」の歴史と実績を礎に、未来の医療を担う「人間力と専門能力、職業能力を兼ね備えた“医療産業人”」の育成を目指しています。 専門知識・技術を学ぶ「専門教育科目」、幅広い知識と視野による課題解決力を育む「教養教育科目」に加え、工学的な視点、経営的な視点を持ち、医工連携・医経連携の教育を実践。社会全体を俯瞰し、柔軟に発想する力を培います。 創薬や再生医療、機器開発、医療・ITベンチャー、健康や未病へのサービスなど、 医療と社会をつなぐコミュニケーターとして、あらゆる産業分野に活躍の場が広がることが期待されます。保健医療の視点から10年、20年後の未来を見据え、より広く、深く社会を知るための学びの環境がここにはあります。
診療放射線技師は、医師の指示のもと、X線撮影装置やCT・MRIといった画像診断装置を用いて、人体内部の様子を撮影し、診断や治療に必要な画像を提供する技術者で、さらにがん治療や予防医療など、現代医療の発展にも貢献しています。患者さんへの負担を軽減しながら行う撮影や治療では、高度な知識と技術が必要とされています。病院や診療所といった医療機関だけでなく、医療機器メーカーの研究開発部門、原子力工業分野など活躍の場が広がっています。
臨床検査技師は、医師の指示のもと、病気の診断・治療方針の決定、病気の早期発見・予防を行うために必要となる科学的な分析データを提供します。血液や尿、組織細胞などの「検体検査」、超音波診断装置や心電図計などで体内を調べる「生理学的検査」による的確な検査・分析を行うための、高度な知識と分析力が必要です。また、医師と患者さんをつなぐ重要な役割として、健康診断や人間ドックなど多くの場面でも活躍しています。
臨床工学技士は、医師の指示のもと、人工呼吸器や人工透析装置、人工心肺装置などの生命維持管理装置の操作や医療機器全般の保守・点検を行う、いのちのエンジニアです。今後、さらに高度化する医療機器の安全確保と有効性を維持する担い手としてチーム医療にも貢献します。患者としっかり向き合う豊かな人間性が求められる一方で、現代医療に欠かせない医療機器に関する高い知識と技術を持つスペシャリストとして、産業界での活躍も期待されています。
NBUでは、卒業後夢を叶えられるよう、学修から資格取得、就職までしっかりサポートします。
自然に囲まれた広大なキャンパスの中心に位置する新校舎。「共同」から「協働」へ教育環境をシフトし、多様な医療機器により先端医療技術を実践的に修得します。
九州・沖縄を中心に、全国15県下で多数の病院と連携し、現場実習を実施しています。また、実習施設では、多数のOB・OGが活躍しています。
これまでに築き上げてきた実習施設や卒業生とのつながりに加え、一人ひとりの学生に寄り添った進路サポートなどによって、多くの人材を医療業界へ輩出しています。