利用が急速に広がっている対話型生成AI「ChatGPT」「Bing Chat」「Bard」等は、誰でも手軽に使え、大学での学びをより効果的に進めていく上で有意義なツールとなる可能性がある一方、その利用に当たっては注意すべき重要な点がいくつかあります。ChatGPTをはじめとする生成AIの利用については、授業ごとに、使用の可否も含めて担当教員に確認の上で行う必要がありますが、学生のみなさんには、以下の諸点に特に注意してください。【学修における生成AI の利用に関する注意事項】(1)生成AIで出力された回答や画像をそのまま試験・レポート・課題・論文作成に用いることは盗作・剽窃・著作権侵害であるとみなされる可能性があります。特に期末試験(課題等を含む)において、担当教員が認めていないにも関わらず生成AIを利用した場合は、不正行為となり、単位修得に影響を及ぼす場合があるので、十分に注意してください。(2)生成AIが提供する結果や予測はあくまでもツールの1つであり、必ずしも正確であるとは限らないため、自身でしっかり確認する必要があります。(3)個人情報やプライバシー情報等を生成AIに入力してしまうと、流出・漏えいしてしまう可能性があります。(4)生成AIを利用したことが分かるように、レポート内や参考文献に明記してください。例)本レポートでは、情報収集やアイデア生成において、OpenAIのChatGPTを 補助ツールとして使用しました。利用する際には、結果を検証し、批判的思考を持ちながら判断することが重要です。今後、利用方法や諸課題への対応などについて、国の動向等を参考にしながら、必要に応じてお知らせします。2023年7月19日教育推進センター長