NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 情報処理B(Information ProcessingB)
担当教員名 吉森 聖貴
配当学年 1 開講期 前期
必修・選択区分 選択
単位数 1
履修上の注意または履修条件 この科目で学習する内容は以後履修するプログラミング、ソフトウェア関連科目の基礎となる大切な内容が数多く含まれています。理解を確実なものとするために、授業以外の時間の予習復習も含めて、数多くの演習を行うことを勧めます。また、演習においてポータブルハードディスクを使用しますので持参してください。
受講心得 この科目は皆さんが次の目標を達成できることをめざしています。授業時はもちろん、課外の予習復習(自習)を通して、これらの目標が達成できるように学習を進めてください。
●オペレーティングシステムに関する基礎知識を理解する。
●データ構造とアルゴリズムに関する基礎知識を理解する。
●基本情報技術者試験(オペレーティングシステム分野)の午前問題を自力で解答できる。
●基本情報技術者試験(データ構造とアルゴリズム分野)の午前問題を自力で解答できる。
教科書 平成22年度 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室 栢木厚著 技術評論社
超過去問基本情報技術者 午前試験 柴田望洋 著 ソフトバンク
参考文献及び指定図書
関連科目 (後修科目)
アルゴリズムA、アルゴリズム演習A、アルゴリズムB、アルゴリズム演習B、知的システムA、知的システム演習A、知的システムB、知的システム演習B
(先修・後修に関係なく関連性の高い科目)
情報処理A、情報処理C、情報処理D
オフィスアワー
授業の目的 この科目の目的は、情報処理に関する基礎的な知識のうち、ソフトウェア分野に関する基礎知識を理解することです。具体的には、「オペレーティングシステム(OS)」、「データ構造とアルゴリズム」に関する基礎的な知識を学習します。この科目の到達目標は、基本情報技術者試験(経済産業省)の午前問題を解答できるようになることです。
授業の概要 本学で基礎となるコンピュータの仕組み(ソフトウェア)とそのソフトウェアの原理となる各種データ構造・アルゴリズムについて紹介します.講義は基本情報技術者試験の内容にそって進めます.
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
○第1回 スタートアップセミナー

○第2回 ソフトウェアの基本
 ソフトウェアとは何かについて説明します。また,この科目の目的,到達目標,学習内容,学習方法(受講心得)について説明します.

○第3回 オペレーティングシステム(1)
 オペレーティングシステム(OS)の構成と機能のうち,「ジョブ管理」についてその原理と特徴を学習します.

○第4回 オペレーティングシステム(2)
 オペレーティングシステム(OS)の構成と機能のうち,「タスク管理」についてその原理と特徴を学習します.

○第5回 オペレーティングシステム(3)
 オペレーティングシステム(OS)の構成と機能のうち,「記憶管理」についてその原理と特徴を学習します.

○第6回 オペレーティングシステム(4)
 オペレーティングシステム(OS)の構成と機能のうち,「プログラムの性質」,「ファイル管理」についてその原理と特徴を学習します.

○第7回 オペレーティングシステム(5)
 オペレーティングシステム(OS)の構成と機能のうち,「言語プロセッサ」についてその原理と特徴を学習します.

○第8回 中間試験
 第2回~第7回の授業内容についてテストを行います.またテストの模範解答を行い,解説します.

○第9回 データ構造とアルゴリズム(1)
 データ構造とアルゴリズムのうち,「アルゴリズム」とは何かについて学習します.またこの中で「流れ図」,「擬似言語」についても紹介します.

○第10回 データ構造とアルゴリズム(2)
 データ構造とアルゴリズムのうち,データ構造の種類である「配列」,「リスト構造」,「スタック」,「キュー」についてその原理と特徴を学習します.

○第11回 データ構造とアルゴリズム(3)
 データ構造とアルゴリズムのうち,データ構造の種類である「木構造」についてその原理と特徴を学習します.

○第12回 データの整列(1)
 データ構造とアルゴリズムのうち,データ整列手法の基本手法である「バブルソート」,「選択ソート」,「挿入ソート」についてその原理と特徴を学習します.また,各種アルゴリズムの効率を評価する指標として計算時間の考え方についても紹介します.

○第13回 データの整列(2)
 データ構造とアルゴリズムのうち,実用的なデータ整列手法として「シェルソート」,「ヒープソート」,「クイックソート」についてその原理と特徴を学習します.

○第14回 データの探索(1)
 データ構造とアルゴリズムのうち,データ探索手法の基本手法である「線形探索」についてその原理と特徴を学習します.また,各種アルゴリズムの効率を評価する指標として計算時間の考え方についても紹介します.

○第15回 データの探索(2)
 データ構造とアルゴリズムのうち,実用的なデータ探索手法として「2分探索法」,「ハッシュ探索法」についてその原理と特徴を学習します.

○第16回 期末試験
 第9回~第15回の授業内容についてテストを行います。またテストの模範解答を行い、解説します。
第2回
配布資料
演習課題
課題の時間:30分

第3回
配布資料
演習課題
課題の時間:30分

第4回
配布資料
演習課題
課題の時間:30分

第5回
配布資料
演習課題
課題の時間:30分

第6回
配布資料
演習課題
課題の時間:30分

第7回
配布資料
演習課題
課題の時間:30分

第8回
配布資料
演習課題
課題の時間:60分

第9回
配布資料
演習課題
課題の時間:30分

第10回
配布資料
演習課題
課題の時間:30分

第11回
配布資料
演習課題
課題の時間:30分

第12回
配布資料
演習課題
課題の時間:30分

第13回
配布資料
演習課題
課題の時間:30分

第14回
配布資料
演習課題
課題の時間:30分

第15回
配布資料
演習課題
課題の時間:30分
授業の運営方法 毎時間、小テストを行い、理解を確認します。
備考
学生が達成すべき到達目標
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験 出題範囲についての理解度を確認します.試験は本講義の対象資格でもある基本情報技術者試験の様式に従い選択形式で行います.
小テスト
レポート
成果発表
作品
その他 授業に欠席・遅刻・早退せずに,意欲的に取り組んだ場合に評価の対象とします.
合計