NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 CG基礎(Basic CG)
担当教員名 足立 元、坪倉 篤志
配当学年 1 開講期 前期
必修・選択区分 選択 単位数 1
履修上の注意または履修条件  基本的なWindows PCの操作(ソフトウェア起動終了、日本語入力、ファイル処理等)と学内LANの利用(Webからの情報収集、メール等)ができることです。
演習内容を重視するので、出席を欠かさないで下さい。
受講心得 授業時はもちろん、課外の予習復習(自習)を通して、学習を進めてください。
課題提出を重視します。毎回ステップアップ型で授業を進めますので、出席を欠かさないでください。
キー課題は必須です
教科書 必要に応じて教員が資料を作成し配布します。       
参考文献及び指定図書 CG&映像しくみ辞典 CGWORLD+スマートイメージ(編著) WORKS CORPORATION
関連科目 (後修科目)
CG1、CG2、CG3
(先修・後修に関係なく関連性の高い科目)
造形1、造形2、造形3、造形4、デッサン1、デッサン2、CAD1、CAD2、映像2、Webデザイン基礎、Webデザイン
オフィスアワー
授業の目的 この科目の目的は、CG表現に関する基礎的な知識と技術の習得にあります。具体的には、(1)コンピュータ上に表示される画像や図形表現のしくみを理解し、CGに関する基本用語の意味について解説します。(2)デジタル処理で表現される色彩の調和や配色計画、画面のレイアウト等の基本的な考え方について解説します。(3)代表的なペイントソフトウェア、ドローソフトウェアの操作方法を習得します。
授業の概要 CGに関する基礎知識を演習を中心に学習します。課題に対する取り組みだけでは無く、自身で制作作業を進めてください。
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
第1回 コンピュータグラフィックス概要 コンピュータグラフィックスの基本的な仕組みを理解し、その歴史、ハードウェア、ソフトウェアについて学習します。また、JPEG、GIF等の様々な画像に関するファイル形式について学習します。     
第2回 ペイントソフトの基本操作ペイント、文字入力 ペイントソフトの基本編集機能であるペイント機能、文字入力などについて学習します。     
第3回 ペイントソフトの基本操作レイヤー、フィルタ、ロゴ 画像素材毎に違う加工を施し、組み合わせて一枚の画像を作成するレイヤー機能の概念を、さらに課題としてロゴ制作に取り組みます。     

第4回 ペイントソフトの基本操作写真の加工 写真に対して行う各種補正、加工、そして合成などについて、基礎概念の学習と共に操作方法を習得します。     
第5回 ペイントソフトの基本操作調整レイヤー、カラー 色空間、カラーチャンネル、調整レイヤーについて理論と加工技術を学びます。     

第6回 ペイントソフトの基本操作繰り返しパターン 画像パターンを二次元的に繰り返す視覚効果について学び、スタンプ効果へと応用します。     
第7回 課題制作(キー課題) ペイントソフトを利用してテーマに沿った課題作品の制作を行います。     

第8回 web展覧会 第7回で制作したキー課題をweb上で鑑賞します。

第9回  ドローソフトの基本概念 ベクトル画像を実現するためのしくみについて学びます。

第10回 ドローソフトの基本操作 線と塗り/ペンツール/トレース ベクトル画像の制作に向け、基本的なツールである、ペンツール、そして線と塗りの概念について、学びます。

第11回 ドローソフトの基本操作 パスの練習1 オブジェクトの作成及び修正の演習を通し、ベジェ曲線を用いたオブジェクトの制作について学びます。

第12回 ドローソフトの基本操作 パスの練習2 オブジェクトの作成及の応用を学びます。

第13回 ドローソフトの基本操作 曲面の表現 イラストレーションを制作するためにはデッサンの要素が不可欠です。身近な容器のイラストレーションを通して曲面や立体の表現を学びます。

第14回 ドローソフトによる表現 ポストカードの作成 パターンの作成、ブレンドとパス上の文字などの技法を用いながらポストカードの作成を行います。

第15回 商用印刷の約束事・web展覧会 トンボ・裁ち落し・文字のアウトラインなど、商用印刷物の基本を学びます。また、web上でポストカードの鑑賞を行います。
授業の運営方法 講義およびPCを使用した演習を行います。
備考
学生が達成すべき到達目標 ●Photoshop、Illustratorを用い、基礎的な2次元画像の作品制作ができる。
●コンピュータ上に表示される画像や図形表現のしくみを理解し、CGに関する基本用語の意味を理解する。
●デジタル処理で表現される色彩の調和や配色計画、画面のレイアウト等の基本的な考え方を理解する。       
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験
小テスト
レポート 40
成果発表 10
作品 50 キー課題を2種類課します。必ず取組み、〆切迄に提出しなさい。      
その他
合計 100