NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 情報リテラシー2(Information Literacy 2)
担当教員名 徂徠 三十六
配当学年 1 開講期 後期
必修・選択区分 選択 単位数 2
履修上の注意または履修条件 情報リテラシー1の単位修得者のみ受講可。
受講心得 実習を伴うので、欠席・遅刻はしないように心掛けましょう。
教科書 別途指示します。
参考文献及び指定図書 別途指示します。
関連科目 情報リテラシー1
オフィスアワー
授業の目的  インターネットやマルチメディアが普及し、企業のみならず、我々の日常生活のすみずみまでコンピュータが普及しています。さらに、社会全般にわたる情報化の波は、人間が従来行なってきた仕事をコンピュータに置き換えるだけでなく、情報通信ネットワークによる人間関係をよりグローバル化、高速化するなど、人間社会そのものを大きく変容させています。このような意味においても、コンピュータを用いたさまざまなメディア表現(自己表現)能力は、現代社会に生きるすべての人々にとって、「メディア実践」のための欠かせない能力となりつつあります。本講義は、そのような情報リテラシー能力の育成を主な目的とします。
授業の概要  本科目では、まず情報リテラシー1で学習したWordやExcelについて、実習問題を中心に復習を行います。また、プレゼンテーション資料作成に効果的なPowerPointについても学習します。その他に、インターネット空間における代表的な「メディア実践」であるホームページを例にして、Webページを作成するための言語であるHTMLを学び、実際Webページ制作にも取り組んでみます。
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
○第1回 オリエンテーションとWord復習(1)
 授業の進め方や評価方法などについてガイダンスを行ないます。
 また、情報リテラシー1で学習したWord を実習問題を中心に復習します。
 ・ビジネス文書の作成(均等割付、ルビ、表の挿入など)

○第2回 Word復習(2)
 ・ビジュアルな文書の作成
(段組・ドロップキャップ・ページ罫線、クリップアート、ワードアート、図形描画など)

○第3回 Excel復習(1)
 ここでは、情報リテラシー1で学習したExcel を実習問題を中心に復習します。
 ・計算の方法(相対参照と絶対参照など)
 ・諸グラフの作成と編集(積み上げグラフ、折れ線グラフ、円グラフ、3-Dグラフ、複合グラフ、絵グラフなど)

○第4回 Excel復習(2)
 ・MAX・MIN関数(最大・最小)/COUNT・COUNTA関数(データのカウント)
 ・RANK関数(順位づけ)/IF関数(条件の判定)
 

○第5回 Excel復習(3)
 ・VLOOKUP/HLOOKUP/INDEX関数(セルの参照機能)
 ・COUNTIF・SUMIF関数(条件に一致するセルの計算)など。

○第6回 PowerPointの基本的な操作
 「コミュニケーション能力」が社会人として、また職業人として重要視され求められるようになりました。特に、他人に伝えようとする事項について、適切な資料を準備し分かりやすく説明する「自己表現能力」が強調されています。ここでは、情報リテラシー1で学習したインターネット情報検索、Word & Excelによる文書作成能力を生かし、よりビジュアルで分かりやすい資料作成のために「PowerPoint」というソフトウェアを取り上げ、その基本的な操作について学習します。
 ・スライドの作成
 ・スライドのデザイン(デザインの変更、レイアウト変更、配色の操作など)
 ・スライドの書式(フォント設定、テキストボックスの作成など)
 
○第7回 PowerPointによるプレゼンテーション作成1
 ・イラストと画像の挿入(ワードアート、クリップアート、画像ファイルの挿入など)
 ・図形の挿入(オートシェイプ、影の設定、コネクタの使用など)
 ・グラフの挿入(グラフの作成、データシートの編集、グラフの種類など)

○第8回 PowerPointによるプレゼンテーション作成2
 ・アニメーションの設定(画面切り替え効果、効果オプションの設定など)
 ・配付資料の印刷/発表者用のメモ入力(ノートペイン機能)
 ・発表の練習をするには(リハーサル機能)

○第9回 HTMLの基礎
 ここでは、Webページの制作に使用するプログラミング言語であるHTMLの基礎について学習します。
 ・HTMLとは?
 ・HTMLの基本構造について
 ・ページの背景や基本となる文字の色に関する設定
 ・文字の修飾(フォント、フォントサイズ、文字列の色 など)
 ・特殊な文字書式
 ・文字列の動きを設定する方法

○第10回 画像の挿入
 ここでは、画像の表示に関するタグを学習します。ページ上では、GIF形式、JPEG形式、PNG形式の画像ファイルを表示することができます。画像は、文字と同じ扱いとなるため、通常は画像と文字列が横一列に並んだレイアウトとなります。
 ・画像の表示
 ・文字列の回り込み
 ・画像へのリンクの設定

○第11回 リンクの設定
 ここでは、リンクを設定するための方法を学習します。リンクは、ページ内の文字や画像を他のページや同じページ内の他の部分と関連付けるために使用します。なお、リンク先には、ページや画像などのファイルの他に、電子メールアドレスを指定することもできます。
 ・リンクを設定する
 ・リンク先を別のウィンドウで開く
 ・電子メールを送信するためのリンクを設定する

○第12回 表の利用
 ここでは、表の作成に関するタグについて学習します。
 ・表の作成と表全体の書式
 ・罫線と背景色の設定
 ・セル内の書式設定
 ・表によるレイアウト
 
○第13回 フレームの利用
 ここでは、フレームの作成に関するタグを学習します。「フレーム」とは、ひとつのウィンドウ内に、複数のページを表示させる機能のことです。
 ・フレーム領域の設定
 ・リンク先のページを表示する

○第14回 フォームの利用
 ここでは、フォームを作成するためのタグについて学習します。フォームは、アンケートを行うWebページや、オンラインショッピングのWebページなどで使われます。
 ・基本的なフォームの作成
 ・フォームの応用テクニック
 ・フォームの内容の送信

○第15回 Webページの作成
 ここでは、いままで学習してきた内容の総括として簡単なWebページを作成してみます。
 
○第16回 期末試験
 Word、Excelを中心とした期末試験を行います。
 PowerPointとHTMLは、作品作成で評価を行います。
第1回
演習課題
課題の時間50分

第2回
演習課題
課題の時間50分

第3回
演習課題
課題の時間50分

第4回
演習課題
課題の時間50分

第5回
演習課題
課題の時間50分



第7回
演習課題
課題の時間30分

第8回
演習課題
課題の時間50分


第10回
演習課題
課題の時間50分

第11回
演習課題
課題の時間50分

第12回
演習課題
課題の時間50分

第13回
演習課題
課題の時間50分
第14回
演習課題
課題の時間50分
第15回
演習課題
課題の時間70分
授業の運営方法 実習に重点をおいた授業を行ないます。
備考
学生が達成すべき到達目標 ①WordやExcelを用いて文書作成と集計処理ができるようにする。
②PowerPointを用いてプレゼン資料を作成し、分かりやすく自分の意見を説明する「自己表現能力」を培養する。
③HTMLの基礎知識を学習し、情報化社会における「メディア実践」能力を身につける。
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験 25 HTMLについて期末試験を行います。
小テスト
レポート 15
成果発表
作品 45 PowerPointは、作品作成のみで評価を行います。
HTMLは作品と試験により評価を行います。
その他 15 授業に欠席したり、遅刻・早退せずに出席し、授業中は意欲的に取り組んで下さい。
合計 100