NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 社会参画実習2(Practice in Social Participation 2)
担当教員名 高山 勲
配当学年 2 開講期 後期
必修・選択区分 工学部 選択 単位数 1
履修上の注意または履修条件 ・工学部は選択科目ですが、人間力の育成、就職に必要な科目ですので、できるだけ履修して下さい。
・本科目には「キャリア開発プログラム」クラスと「企業課題挑戦型プログラム」クラスがあります。履修登録クラスを間違わないように注意して下さい。
受講心得 ・3年次の夏には就職活動が始まっていきます。是非、今期のうちに、自分が進むべき方向性が見いだせるように、積極的に授業を受けて下さい。
・授業では、多くのレポートや文書作成、課題が課されます。提出期限を必ず守るようにして下さい。
・企業の方から業界研究のテーマをいただく場合があります。調査を入念に行ったり、成果物をきちんとまとめるなど、今のうちから社会人としての責任感を持って取り組んで下さい。
・全クラス合同で行う授業回があります。その際は担当教員、掲示等で教室などをお知らせしますので、間違わないように注意して下さい。また、外部講師の先生が講演されるケースもありますので、今のうちから社会人としてのマナーを守って受講しましょう。
教科書 就職基礎Drill(実務教育出版) ※前期使用教科書
社会参画実習2 ~2nd Grade キャリア開発プログラム~(NBU進路開発センター)
※ 授業時に配布します。
参考文献及び指定図書 『知へのステップ 第3版-大学生からのスタディ・スキルズ-』
(くろしお出版)学習技術研究会 編著 
関連科目 社会参画入門・実習1・応用・演習、人間力概論、就職基礎講座、就職講座、大分の産業など
オフィスアワー
授業の目的 「キャリア開発プログラム」
本実習では、将来設計能力の育成、職業観の育成をしつつ、人間力、社会人基礎力を向上することを目的に、前期に引き続きキャリア開発プログラムを実施します。本実習を通じて、社会経済情勢の急激な変化に対応できる能力、自由に自分らしい生き方を選択し、目標を設定しそれを達成する力を身につけるとともに、自分の進む業界のことを正しく理解するための力、自分の役割を認識し実践する力を身につけます。
授業の概要 本実習では、前期に引き続いたキャリア開発プログラムとして、将来に向けた自分の目標設定を行うとともに、業界研究、就職基礎力などを取り上げます。ここでは、就職基礎力を磨くとともに、前期よりも深く、また自分に関係のないと思っている業界を含めた業界研究を行い、社会の動向と自分の生き方をより広い視野に立って関連づけていきます。これらの成果を発表することで、社会人としてのコミュニケーション能力やプレゼンテーションによる発信力など社会人基礎力を磨きます。さらに、自分の能力を客観的に見つめ、能力を向上させるための行動目標の設定と達成に向けた取り組みを行います。

【キーワード】
○コミュニケーション力  ○行動目標  ○職業観  ○企業  ○業界研究  ○SWOT分析
○時間管理  ○プレゼンテーション  ○社会人基礎力
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
○第1回(10/3) ガイダンス【合同授業】
 ■行動目標の設定の重要性 ■働く意義や心構えを考える ■プログラム選択

○第2回(10/10) 行動計画の作成
 ■基礎力測定テストに基づく振り返り、行動計画作成

○第3回(10/17)・第4回(10/24)・第5回(10/31) 面談、就職基礎ドリル
 ■3回の授業内で行動目標についての個人面談を各自1回実施
 ■就職基礎ドリルもしくはテスト【前期の続き】

○第6回(11/7) 行動計画の見直し、就職基礎ドリル
 ■面談の結果等を踏まえた計画の見直し  ■就職基礎ドリルもしくはテスト

○第7回(11/14) 学科関連業界紹介【学科授業】
 ■学科の担当教員から関連業界の内容を紹介

○第8回(11/21) 業界研究話題提供【学部授業】
 ■企業等から研究テーマ『自社や関連する業界について』の話題紹介
 ■今後の進め方の説明  ■業界研究テーマを選択

○第9回(11/28) 業界研究①
 ■チーム編成後、調査の役割分担&情報収集・調査  ■SWOT分析

○第10回(12/5) 業界研究②
 ■チーム内での情報共有  ■追加調査 ■SWOT分析・整理

○第11回(12/12) 業界研究③
 ■企業への中間報告、アドバイス  ■発表準備

○第12回(12/19) 業界研究④
 ■内容取りまとめ  ■発表準備

○第13回(1/9) 行動計画の振り返りと就職活動計画の策定/発表準備確認
 ■半期を振り返り達成度をチェックするとともに、夢を実現するための活動計画を策定する
 ■発表準備

○第14回(1/16) 業界研究発表会【学科授業】
 ■業界研究結果についてプレゼンテーション

○第15回(1/30) EQアセスメント【学科】
 ■人間力についてアセスメント評価を行う

○第16回(2/6) 期末テスト【学科】
 ■期末テスト

注)担当教員によって、講義の進度・順序・内容が若干異なります。 
○授業中に行った課題が終わらない場合は、宿題になります。担当教員の指示に従って下さい。

○業界研究の際は、予習・復習として、各自で企業研究を重ね、まとめるようにして下さい。
授業の運営方法 ・【合同授業】【学部授業】の回は全体(菅記念講堂)で、【学科授業】の回は学科単位で実施します。教室が通常と異なりますので、事前の指示に従って下さい。
・その他は担当教員によるゼミ形式で実施します。
備考
学生が達成すべき到達目標 (理想的な到達レベルの目安:S評価相当)
・前に踏み出す力(主体性、実行力):授業内容に進んで積極的に取り組むことができ(主体性)、行動目標を設定し確実にやりとげることができる(実行力)。
・コミュニケーション力(発信力、傾聴力):クラスのメンバーに、自分の意見を理解してもらい、的確に伝えることができる(発信力)。また、相手の話や意見を引き出して聴くことができる(傾聴力)。
・考え抜く力(課題発見力、計画力、創造力):業界研究において、業界の現状をSWOT分析にて的確に分析でき(課題発見力)、行動目標及び発表に向けた取り組みの計画をすることができる(計画力)。また、自分の将来に対して明確に考えることができる(創造力)。
・時間管理(規律性):無遅刻、無欠席で授業に参加できる。また、レポート、プレゼン資料の準備など求められたものを期限までに提出できる。
・プレゼンテーション力(発信力):自分の活動成果を、わかりやすくプレゼンできる。
・企業についての理解:働く意味について、自分と社会との関連を考慮した答えが用意できる。また、自分が目標とする企業または業種を決めることができる。

(標準的な到達レベルの目安:C評価以上)
・前に踏み出す力(主体性):授業内容に進んで取り組むことができる。
・コミュニケーション力(発信力、傾聴力):クラスのメンバーに、自分の意見を理解してもらうことができる(発信力)。また、相手の話や意見を聴くことができる(傾聴力)。
・考え抜く力(課題発見力、計画力):業界研究において現状を明らかにでき(課題発見力)、行動目標に沿って発表に向けた計画をすることができる(計画力)。
・時間管理(規律性):無遅刻、無欠席で授業に参加できる。
・プレゼンテーション力(発信力):自分の活動成果をプレゼンできる。
・企業についての理解:企業とは何かを理解できる。
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験 30 授業内容の知識の習得状況を確認します。
小テスト 10 就職基礎ドリルの結果を参考にします。
レポート 25
成果発表 15 業界研究発表会のプレゼンテーションを評価します。
作品
その他 20 授業に欠席したり、遅刻・早退せずに、意欲的に取り組んだ場合、評価の対象とします(15点)。授業内でのコミュニケーションに積極的に取り組んだ場合も評価の対象とします(5点)。
合計 100