NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 青年心理学(Adolescent Psychology)
担当教員名 山本 義史
配当学年 2 開講期 後期
必修・選択区分 選択 単位数 2
履修上の注意または履修条件  履修条件はありません。注意は受講心得と同じです。
受講心得  単なる教職科目してではなく、青年期の自分の問題として、さらに将来対応することになる生徒の問題として積極的に受講し、考えてください。
教科書 青年期の人間関係(培風館)斉藤誠一(編)
参考文献及び指定図書 ありません。
関連科目 教育心理学
オフィスアワー 月曜日3時限
授業の目的  教職選択科目です。教職に就いたとき、対象とするのは青年期にあたる生徒です。青年期は問題の時期であるともいわれます。実は、大人が青年を知らないのかもしれないし、本当に難しいのかもしれません。この青年の特性について、学生諸君が青年期後期なので、自分を材料として、探求していきます。さらに、最初の3回は教科書の第1章について教員が講義を行いますが、第2章以降は学生自身が資料にまとめて発表ないしは模擬授業(20分授業、10分質疑応答、講評)を行ってもらいます。これは教職志望者としての資質・力量に関わる実践的指導力や表現力など、適性を自己評価するためおよびその育成の機会としてもらうためです。また、学生どうしの質疑応答や相互評価も取り入れた実践的授業です。
授業の概要 最初の3回は教員による青年心理学の授業です。第4回以降は学生による青年心理学の範囲の模擬授業となります。
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
○第1回 青年心理学について
青年とは何か、教職で青年心理学を学ぶ意義について考えます。青年期は児童期から成人期への移行の時期です。それが、産業化や学習期間の延長で引き延ばされる傾向もあります。学問的にも社会的にも、そして教育においても関心を集めている領域です。
○第2回 青年期の心理的発達と人間関係の発達
青年期の身体的、認知的、自我の発達および社会的環境について学びます。主として中学入学時(12歳ころ)から就職、結婚年齢(30歳)までについてを青年期として取り扱い、このころの青年像を概観します。
○第3回 青年期の人間関係の発達にかかわる理論
青年期における人間関係の発達を直接に取り扱った理論は多くはありませんが、主に生涯発達の中で人間関係を言及しているエリクソンとハヴィガーストの理論および青年期の集団発達を言及しているダンフィーの理論を取り上げて説明します。
○第4回 親離れから異性との親密な関係の成立まで 1
学生発表ないしは模擬授業
○第5回 親離れから異性との親密な関係の成立まで 2
学生発表ないしは模擬授業
○第6回 親離れから異性との親密な関係の成立まで 3
学生発表ないしは模擬授業
○第7回 人間関係の発達と対人感情 1
学生発表ないしは模擬授業
○第8回 人間関係の発達と対人感情 2
学生発表ないしは模擬授業
○第9回 人間関係のつまづきと病理 1
学生発表ないしは模擬授業
○第10回 人間関係のつまづきと病理 2
学生発表ないしは模擬授業
○第11回 青年期人間関係の現代的課題 1
学生発表ないしは模擬授業
○第12回 青年期人間関係の現代的課題 2
学生発表ないしは模擬授業
○第13回 新たな家族の成立-恋愛・結婚・子の誕生まで 1
学生発表ないしは模擬授業
○第14回 新たな家族の成立-恋愛・結婚・子の誕生まで 2
学生発表ないしは模擬授業
○第15回 社会参加に伴う新しい人間関係
学生発表ないしは模擬授業
授業の運営方法  一斉講義および実体験方式です。また、模擬授業が含まれます。
備考
学生が達成すべき到達目標 ①授業資料の作成、模擬授業をとおして教職への適性をみつめること。
②責任をもって行動すること。
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験
小テスト
レポート 100
成果発表
作品
その他
合計