NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 相談援助の理論と方法A(Theory and Method of Social WorkA)
担当教員名 小桐 修
配当学年 3 開講期 前期
必修・選択区分 選択 単位数 4
履修上の注意または履修条件 社会福祉士国家試験受験資格を取得しようとする者は必ず受講してください。
すでに「相談援助の基盤と専門職A・B」を履修していることが望ましい。
かなり専門的な内容(福祉専門職の技術)に立ち入るので、社会福祉士(ソーシャルワーカー)をめざすのでなければ、益に乏しい科目かもしれません。
受講心得 よく考えること、たくさん読むこと、真摯な態度で授業に臨むことを心がけてください。
教科書 使用しません。
参考文献及び指定図書 新・社会福祉士養成講座7『相談援助の理論と方法Ⅰ』中央法規出版
関連科目 相談援助の基盤と専門職
社会福祉援助技術演習Ⅱ
社会福祉援助技術現場実習
オフィスアワー
授業の目的 ソーシャルワーカーとして欠くことのできない技術の理解・習得を目的とします。
授業の概要 「社会福祉士及び介護福祉士法」は、「身体上若しくは精神上の障害があること又は環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導、福祉サービスを提供するの者又は医師その他の保健医療サービスを提供する者その他の関係者との連絡及び調整その他の援助を行うこと」を、「相談援助」と位置づけている。本科目「相談援助の理論と方法」は、「社会福祉士及び介護福祉士法」の改正に伴って大幅に見直された新カリキュラムに基づくものであり、旧カリキュラムにおいて「社会福祉援助技術論」と呼ばれていた科目に該当する。旧カリキュラムの「社会福祉援助技術論」がソーシャルワークを、個別援助技術(ケースワーク)、集団援助技術(グループワーク)、地域援助技術(コミュニティワーク)に細分化してとらえていたのに対して、新カリキュラムの「相談援助の理論と方法」は、個人、家族、小集団・組織、地域社会をクライエント・システムとしてとらえ、それらのシステムを横断する統一的なソーシャルワーク理論を展開する点に特徴がある。本科目では、相談援助の構造と機能、相談援助における援助関係、相談援助の展開過程、アウトリーチの技術、契約の技術、アセスメントの技術、介入の技術、経過観察(モニタリング)・再アセスメント・効果測定・評価の技術、面接の技術、記録の技術、交渉の技術を講ずる。
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
第1回:オリエンテーション
第2回:相談援助とは
第3回:相談援助の構造と機能①
第4回:相談援助の構造と機能②
第5回:人と環境の交互作用①
第6回:人と環境の交互作用②
第7回:相談援助における援助関係①
第8回:相談援助における援助関係②
第9回:相談援助の展開過程Ⅰ①
第10回:相談援助の展開過程Ⅰ②
第11回:相談援助の展開過程Ⅱ①
第12回:相談援助の展開過程Ⅱ②
第13回:相談援助のためのアウトリーチの技術①
第14回:相談援助のためのアウトリーチの技術②
第15回:相談援助のための契約の技術①
第16回:相談援助のための契約の技術②
第17回:相談援助のためのアセスメントの技術①
第18回:相談援助のためのアセスメントの技術②
第19回:相談援助のための介入の技術①
第20回:相談援助のための介入の技術②
第21回:相談援助のための経過観察、再アセスメント、効果測定、評価の技術①
第22回:相談援助のための経過観察、再アセスメント、効果測定、評価の技術②
第23回:相談援助のための面接の技術①
第24回:相談援助のための面接の技術②
第25回:相談援助のための記録の技術①
第26回:相談援助のための記録の技術②
第27回:相談援助のための交渉の技術①
第28回:相談援助のための交渉の技術②
第29回:相談援助における対象の理解①
第30回:相談援助における対象の理解②
参考文献及び指定図書の項に記した『相談援助の理論と方法Ⅰ』の内容を中心に授業を進めます。購入することが望ましいですが、図書館を利用して予習・復習をすると学習効果が上がります。
授業の運営方法 講義形式で行います。
毎回2限目に小テストを実施します。
備考
学生が達成すべき到達目標 ①援助関係の特徴を理解する。
②相談援助の技術に習熟する。
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験 70 小テストで出題した問題をもとに○×形式の問題を出題します。
持ち込みは一切不可とします。
小テスト 30 その日に学んだことを確実なものとするために毎回小テストを実施します。
ノート、プリントなどの持ち込みは不可としますので、細大漏らさず集中して講義に耳を傾けてください。
レポート
成果発表
作品
その他
合計 100