NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 広告論(Advertisement Theory)
担当教員名 後藤 幹雄
配当学年 2 開講期 前期
必修・選択区分 選択 単位数 2
履修上の注意または履修条件 教わろうではなく、考える癖を身につけてほしいですね。
受講心得 講義中の携帯・私語は厳禁、ルール違反は退室してもらいます。座席指定。
教科書 参考資料配布
参考文献及び指定図書 ①「現代広告論」岸志津江、田中洋、嶋村和恵(有斐閣アルマ)
②「新しい広告」監修嶋村和恵(電通)
③「広告に携わる人の総合講座」(日経広告研究所)
④「広告効果論」仁科貞文編著(電通)
⑤新広告用語事典 亀井昭宏監修(電通)
関連科目 マーケティング論、メディア論、eビジネス論Ⅰ、インターネット広告論、サービスマーケティン
グ論
オフィスアワー
授業の目的 広告に関する理論の基礎をマスターすること。広告に関係する様々な要素の変化を肌で感じ取ること(メディアの変化、消費者の変化、広告主の変化など)。活きた広告の感触を伝えることにより、何らかの形で広告に関わるような仕事への興味が増す或いは生じるようになってもらう。
授業の概要  広告の歴史、マーケティングと広告の関係、広告計画における媒体計画の概要、広告計画における表現
 計画の概要、広告効果について、デジタルメディアの普及による広告の変化などを、各2~3回づつ学び
 ます。
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
第1回:広告の基礎①
・自己紹介を兼ね電通の組織・業務の紹介、メディアの現状と将来展望

第2回:広告の基礎②
・広告の基本(定義、宣伝・PR・プロモーションとの関係、広告の種類・基本機能)

第3回:広告の歴史
・欧米、日本の広告の変遷を、歴史的コンテクストの中で紹介し、広告の社会的・文化的
 意味を学ぶ。出来るだけ具体的事例を紹介する。

第4回:マーケティングと広告①
・マーケティングとは何か、マーケティングと広告の関係、

第5回:マーケティングと広告②
・現代マーケティングの3つのキーポイント~顧客志向・ブランド構築・広告効果について解
 説する。

第6回:マーケティングと広告③
・現代マーケティングのキーコンセプト~IMCやコンタクトマネジメントの概要を学ぶ。

第7回:媒体計画①
・広告計画の体系、媒体計画の位置づけ、マス4媒体の計画と事例について学ぶ。

第8回:媒体計画②
・広告計画の新しい動向、ビローザライン広告及びインターネットを使った広告計画と事例
 について学ぶ。

第9回:表現計画①
・広告計画における表現計画の位置づけ、表現計画の流れについて学ぶ。

第10回:表現計画②
・事例中心に表現計画の意味合い、新しい動向について学ぶ。

第11回:広告効果論①
・広告効果論の概論、効果測定のいくつかのモデルについて学ぶ。

第12回:広告効果論②
・具体的事例をもとに、広告効果論の理解を深める。

第13回:消費者行動について
・消費者の意思決定過程と購買行動の仕組みについて基本的枠組みを学ぶ。

第14回:転換期を迎えている日本の広告ビジネスについて
・これまでのビジネスモデル、環境変化(メディア・広告主)、広告会社の課題と対応

第15回:デジタルメディア革命と広告
・メディアのデジタル化~放送事業の変化、新聞雑誌事業の変化、Web2.0と広告
・グーグルとヤフーのビジネスモデル、ブログ・SNSなどの広告モデルなど

第16回:試験
第1回から第15回までが試験の範囲です。参考書、配布資料等全て持ち込み可です。

学びは繰り返しです。
授業では教材をもとに皆
で学び、授業を離れては
自分の頭でひとり学習し
ます。その連携、繰り返
しが成長を促します。
授業の運営方法 ①各回パワーポイントで作成した内容について講義、教科書で確認してください。
②広告活動の事例や企業・メディア・生活者の最新動向を学ぶため、メディア情報を随時紹介しま 
 す。
備考
学生が達成すべき到達目標 ①広告の基本的機能が説明できる。

②マーケティングと広告の関係の基礎を、説明できる。

③広告コミュニケーションで重要なポイントを説明できる。

④広告計画の基本的な仕組みを説明できる。

⑤ケーススタディーを通して、仕事の場面における広告行動をイメージできる。
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験 70 到達目標に関連して記述課題を6~7問 
小テスト
レポート 15
成果発表
作品
その他 15 授業に欠席したり、遅刻したりせず、意欲的に取り組んだ場合、評価の対象とします。
合計 100