NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 スポーツリテラシーⅢ(Sports LiteracyⅢ)
担当教員名 岡村 典慶、岩元 正敏、郡 弘文、武田 正芳、堀 仁史
配当学年 2 開講期 前期
必修・選択区分 選択 単位数 2
履修上の注意または履修条件 運動ができる服装、屋内用シューズを必ず用意する。
受講心得 出席は毎時間取ります。また、遅刻をしないよう注意してください。
レポートの提出を求めます。
教科書 特になし
参考文献及び指定図書 講義の中で、資料を配付しますので、各自ファイルに保管し毎週持参してください。
関連科目 健康の科学
オフィスアワー
授業の目的 コンディショニング運動(Physical Conditioning)は、本来スポーツ競技大会などに備えた身体調整運動のことで、体力の維持・増進、バランス、反応スピード、巧ち性などを高めることです。一般生活での疲労回復や傷害予防、体力の維持・増進、心身のリラクゼーションなどにも有効で、筋肉や神経活動全般に効果を発揮します。講義においては、体力トレーニングを中心とした基本的なコンディショニング方法を学習し、その技術を習得することを目標とします。
授業の概要 体力測定、形態計測、身体組成測定を行い、個人の現状を把握します。グループ分けした少人数クラスで各種コンディショニングとトレーニング方法の理解と実技を行います。
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
○第1回 オリエンテーション
 スポーツリテラシーⅢ(コーチング&ティーチング法)の講義内容と進め方について説明します。 

○第2回 ストレッチングの理論と実際
 ストレッチングは、直訳すると「伸ばすこと(伸展運動)」です。ストレッチングという言葉をコンディショニング運動の場合で使うと、筋肉や腱を引き伸ばすことを意味します。ストレッチングの理論を学び、実技を通して運動を始める前のウォーミングアップ、運動を行った後のクーリングダウンの方法、柔軟運動の方法を学習します。
 
○第3回 体力測定の方法1
 形態計測(身長、体重、等)、身体組成、機能の測定(握力、垂直跳び、脚進展力、背筋力等)、筋持久力(上体起こし、腕立て伏臥腕屈伸等)、スピード(反復横跳び、全身反応)、柔軟性(立位・長座体前屈、上腿そらし)平衡性(片足閉眼立ち)等の測定方法を学び実測します。
 
○第4回 体力測定の方法2
 第3回に引き続き測定を行います。
 
○第5回 体力測定の方法3
 上記3週にわたって実測します。

○第6回 ウェイトトレーニングの実際①
 基礎的ウェイトトレーニングは、より進んだトレーニングや、スポーツ技術習得のために必要な筋力をつけ、基礎を固めることができます。
 講義では、ウェイトトレーニングの理論を学び、実技においては運動の強度、セット数、頻度の設定や、トレーニング期間の方法を学習し、技術の習得を目標とします。
 実施場所は、本学のアポロセンター(トレーニングセンター)を利用します。
 実施器具は、マシントレーニング器具、および、フリーウェイト他を使用します。
 ①フリーウェイトを使用し、トレーニング方法を学習します。
 
○第7回 ウェイトトレーニングの実際②
 ②マシントレーニング器具を使用し、トレーニング方法を学習します。
 
○第8回 ウェイトトレーニングの実際③
 ③マシントレーニング器具を使用し、トレーニング方法を学習します。

 
○第9回 ウェイトトレーニングの実際④
 ④プライオメトリックトレーニング。爆発的なパワーを発揮する能力を高める特殊なトレーニング理論と方法を学習します。
 
○第10回 ウェイトトレーニングの実際⑤
 ⑤プライオメトリックトレーニングを行います。(自重とボックスを利用)
 
○第11回 身体組成の理解と活用
 各自の測定データから学生生活に活かす具体的な手立てを模索します。

○第12回 サーキットトレーニングの組み方(全身持久力)
 サーキットトレーニングは、中程度の負荷を用いた種目をインターバル(休息)をとらずに、順次行う持久性トレーニングです。
トレーニングの処方手順として、種目の選定、種目配列、運動の試行、強度の決定、サイクル数の調節、処方の再調整、などの方法を学習します。
 
○第13回 熱中症
 スポーツ活動中に起きる、熱中症(熱射病 日射病 熱ケイレン 熱失神 熱疲労 など)について理解します。予防法、応急手当、効果的な水分補給の方法、既に起きてしまった事故の事例 などについて学習します。
 
○第14回 テーピング
 伸縮テープ・キネシオテープの効果と方法を理解し、実際にテーピングを行います。
 
○第15回 球技トレーニング
 バスケットボール、バレーボール、サッカーボールなどを使用し、ゲームなどを通して総合的な体力づくりの方法を学習します。
 
○第16回 試験
 試験を実施します。
第2回から14回まで必要に応じ資料配付します。
授業の運営方法 講義・実習・実技を一体とした形式で行います。
体育教員全員で担当します。
備考
学生が達成すべき到達目標 コンディショニングの理論と方法を理解し、各自の学生生活に活かすこと。
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験 10 学習内容の理解度
小テスト
レポート
成果発表 90 学習に取り組む姿勢・意欲を重視します。
作品
その他
合計 100