NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 第二外国語1(中国語)(Chinese1)
担当教員名 徐 倫
配当学年 3 開講期 前期
必修・選択区分 選択 単位数 2
履修上の注意または履修条件  三分の二以上出席しなければ受験資格を喪失するので、注意して下さい。
受講心得  新しい言葉の習得は授業に出て、一緒に発音し矯正してもらうのが一番の近道です、だから毎回きちんと出席してほしいです。出欠は厳しくチェックします。定期試験以外に課題練習のプリントの提出も重要です。
教科書 中国語はじめの一歩
参考文献及び指定図書  日中辞典、中日辞典
関連科目
オフィスアワー
授業の目的  1978年12月、中国の指導者トウ小平の指導体制の下で「改革開放」政策がスタートします。中国は「世界の工場」と呼ばれるまでに成長、米欧日に次ぐ第4の市場としても期待されているといわれています。これから中国の消費市場で事業を拡大する動きも顕著になってきています。2002年から胡錦涛政権が発足し、2020年のGDPを00年の4倍にし(年平均7.2%成長)、中進国となる戦略を打ち出しています。ますます中国経済は世界の中での役割は無視できなくなります。日本は中国の近隣で、中国とビジネスするには欧米より立地条件がずっと良いと思います。今現在著しい成長している国と仲良くビジネスしたほんがこの金融危機から抜け出すチャンスだと思います。ビジネスするにはやはり「言語」という道具が必要になります、これが「言語――中国語」を勉強する目的であります。
授業の概要 「言語」を勉強するには、その言語と繋がるその民族の文化、民俗、習慣等を知ってもらわなければならない、理解してもらわなければならないです。中国は世界総人口の4分の1に相当し、地球で中国語を使用する人々は4人の中に1人の割合になります。しかし現在の日本人で中国語をマスターした人材と言うのはほんの僅かでしかありません。中国語学習の目標を中国で使われる『標準語』の把握と日常会話を学びことに置きます。中国語の講義をしながら中国の文化事情、民俗風習などを紹介し、受講生の中国に対する関心と理解を深めさせます。
 第2外国語1(中国語)では、まず文字と発音について学び、基本文型と基本語句について学習に取り込みます。ある程度の基本の日常会話などができるようにするのが目標です。 
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
○第1回 中国語について
 中国語は、世界の言語のなかで最大の使用人口を誇る言語です。我々のいう「中国語」は、中国では『漢語』と呼ばれています。「漢語」とは、多民族国家で93%を占める漢民族の言語のことです。中国は国土が広大なため、同じ「漢語」でも、一般に7大方言区域に分けられるほど方言の差異が大きいのですが、皆さんがこれから学ぶのは、北京語に基づいた『普通話』(標準語)で、全国的に広く通じるものです。
 中国語は漢字で書き表されます。中国語はルビのない、漢字しかない言葉です。その漢字は中国独自の簡略化された文字で、「簡体字」といいます。中国語を覚えるためには、まず中国式ローマ字を学ぶことです。

○第2回 発音
 単母音、そり舌母音、子音(有気音と無気音、そり舌音)、四声、軽声などを説明します。中国語のローマ字表記による基礎練習を行い、音の習得に力を入れ、中国語の特徴を理解させます。授業内容について課題練習を出します。

○第3回 発音
 複合母音、-n、-ngをともなう母音、声調、声調の変化、声調のつけ方などを説明し、練習させ、音の習得に力を入れます。すべての発音をまとめて復習します。又基本になる数字を覚え、簡単な挨拶言葉を覚え、繰り返し練習を行います。まず発音の練習を行います。次に本文に取り上げた基本文型、語句を学び、練習を行います。それからCDの発音練習を聞き、課題を完成します。

○第4回 文法(第1課 どうぞよろしく)
 まず発音の練習を行い、新出単語を学び、意味を理解し、本文の内容を説明します。
 次に文法について勉強します。「人」を指す人称代名詞(主語が人の場合)「肯定形、否定形、疑問形」、「不」の声調変化、「是」の文などを例挙して説明します。
 それから会話の内容を説明します。取り上げた単語を繰り替え練習し、更に会話の練習を行います。

○第5回 本文(第1課 どうぞよろしく)
 まず発音の練習を行います。次に本文に取り上げた基本文型、語句を学び、練習を行います。
それからCDの発音練習を聞き、課題を完成します。
最後に用意した聴解、発音、翻訳などの練習用プリントを完成し提出してもらいます。

○第6回 文法(第2 到着ロビーで)
 まず発音の練習を行い、新出単語を学び、意味を理解し、本文の内容を説明します。
 次に文法について勉強します。「もの」を指す指示代名詞1(これ、それ、あれ、どれ)(主語が指示代名詞の場合)「肯定形、不定形、疑問形」、「的」の用法1、副詞「也」の使い方などを例挙して説明します。
 最後に練習を行います。


○第7回 本文(第2課 到着ロビーで)
 まず発音の練習を行います。次に本文に取り上げた基本文型、語句を学び、練習を行います。
 それからCDの発音練習を聞き、課題を完成します。
 最後に用意した聴解、発音、翻訳などの練習用プリントを完成し提出してもらいます。

○第8回 文法(第3課 明日のスケジュール)
 まず発音の練習を行います。次に本文に取り上げた基本文型、語句を学び、練習を行います。
 次に文法について勉強します。「場所」を指す指示代名詞1(ここ、そこ、あそこ、どこ)、動詞述語文「~が~をVする」動詞の用法を肯定形、否定形、疑問形の中で活用し習得します。副詞「都」「也」の使い方などを例挙して説明します。
 最後に練習を行います。

○第9回 本文(第3課 明日のスケジュール)
 まず発音の練習を行います。次に本文に取り上げた基本文型、語句を学び、練習を行います。
 それからCDの発音練習を聞き、課題を完成します。
 最後に用意した聴解、発音、翻訳などの練習用プリントを小テストの形で完成し提出してもらいます。

○第10回 文法(第4課 喫茶店で)
 まず発音の練習を行います。次に本文に取り上げた基本文型、語句を学び、練習を行います。
次に文法について勉強します。助動詞「想」、動詞「喜?」、動詞の重ね型、選択疑問文など使い方を例挙して説明します。
最後に練習を行います。

○第11回 本文(第4課 喫茶店で)
 まず発音の練習を行います。次に本文に取り上げた基本文型、語句を学び、練習を行います。
それからCDの発音練習を聞き、課題を完成します。
最後に用意した聴解、発音、翻訳などの練習用プリントを完成し提出してもらいます。

○第12回 文法(第5課 コンビニで買い物)
 まず発音の練習を行います。次に本文に取り上げた基本文型、語句を学び、練習を行います。
 次に文法について勉強します。数詞(数の数え方も含む)、助数詞の使い方、買い物のやり取りなど例挙して説明します。
 最後に練習を行います。

○第13回 本文(第5課 コンビニで買い物)
 まず発音の練習を行います。次に本文に取り上げた基本文型、語句を学び、練習を行います。
 それからCDの発音練習を聞き、課題を完成します。
 最後に用意した聴解、発音、翻訳などの練習用プリントを小テストの形で完成し提出してもらいます。

○第14回 文法(第6課 電子辞書がほしい)
 まず発音の練習を行います。次に本文に取り上げた基本文型、語句を学び、練習を行います。
 次に文法について勉強します。「所有」を表わす動詞“有”、「所在」を表わす動詞“在”の使い方、「反復疑問文」の文型、方位詞の意味及び使い方などを例挙して説明します。
 最後に練習を行います。

○第15回 本文(第6課 電子辞書がほしい)
まず発音の練習を行います。次に本文に取り上げた基本文型、語句を学び、練習を行います。
 それからCDの発音練習を聞き、課題を完成します。
 最後に用意した聴解、発音、翻訳などの練習用プリントを完成し提出してもらいます。

○期末試験


第1回
中国語の教科書を用意してください。   

第2回
予習:教科書についているCDを使い、中国語の発音を繰り返し聞く練習をすること。
復習:習った発音を声を出して、繰り返して正しく発音を練習すること。 

第3回
予習:教科書についているCDを使って、中国語の発音を聞きながら練習をする。
復習:習った発音を声を出して、繰り返して発音の練習をすることです。

第4回
予習:第1課の内容をチャックし、CDを聞いてください。
復習:第1課の文法を理解し、習った内容を繰り返し練習すること。

第5回
予習:習った文法を使い、第1課を翻訳してみてください。分からないところをマークし、質問を用意すること。
復習:第1課全て理解し、CDを繰り返して聞く、声出してを読むこと。

第6回
予習:第2課の内容をチェックし、CDを聞いてください。
復習:第2課の文法を理解し、習った内容を繰り返し練習すること。返した第1課のプリントの間違いを必ず訂正してください。

第7回
予習:習った文法を使い、第2課を翻訳してみてください。分からないところをマークし質問を用意すること。
復習:第2課全て理解し、CDを繰り返して聞く、声出してを読むこと。

第8回
予習:第3課の内容をチェックし、CDを聞いてください。
復習:第3課の文法を理解し、習った内容を繰り返して練習することです。返した第2課のプリントの間違いを必ず訂正してください。

第9回
予習:習った文法を使って、第3課の本文を翻訳してみてください。分からないところをマークして質問を用意すること。
復習:第3課全て理解し、CDを繰り返して聞く、声出してを読むこと。

第10回
予習:第4課の内容をチェックし、CDを聞いてください。
復習:第4課の文法を理解し、習った内容を繰り返し練習すること。返した第3課のプリントの間違いを必ず訂正してください。

第11回
予習:習った文法を使い、第4課の本文を翻訳してみてください。分からないところをマークし質問を用意すること。
復習:第4課全て理解し、CDを繰り返して聞く、声出してを読むこと。 

第12回
予習:第5課の内容をチェックし、CDを聞いてください。
復習:第5課の文法を理解し、習った内容を繰り返して練習すること。返した第4課のプリントの間違いを必ず訂正してください。

第13回
予習:習った文法を使い、第5課の本文を翻訳してみてください。分からないところをマークし質問を用意すること。
復習:第5課全て理解し、CDを繰り返して聞く、声出してを読むこと。

第14回
予習:第6課の内容をチェックし、CDを聞いてください。
復習:第6課の文法を理解し、習った内容を繰り返し練習すること。返した第5課のプリントの間違いを必ず訂正してください。 

第15回
予習:習った文法を使い、第6課の本文を翻訳してみてください。分からないところをマークし質問を用意すること。復習:第5課全て理解し、CDを繰り返して聞く、声出してを読むこと。
復習:第5課全て理解し、CDを繰り返して聞く、声出して読むこと。
総復習:第1課~第6課の文法と本文をしっかり理解し、配った全ての練習プリントをもう一度練習する、期末試験の準備をきちんとすること。


    
                       
     
                      
     
                       
 
                       
          
                       
                      
                       
授業の運営方法  講義形式ですが、学生たちとの会話練習を多く入れます。
応用問題を取り入れます。
備考
学生が達成すべき到達目標 達成すべき到達目標:
①発音:母音、子音、複母音、鼻母音が発音が出来ること。
②声調に気をつけながら出された?音が言えること。
③中国語の語順を知ること、且つ簡単な文が作れること。
④出来れば、課毎の語彙を簡体字で覚え、課毎暗記すること。                              
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験 75 毎回の講義の要点を理解しているかを確認する。身につけている専門知識で応用問題ができるかを確認する。
小テスト 20 課毎に練習プリントを出す。講義の内容を理解するために必要ですので、必ず出してください。提出した場合は、評価の対象とします。決められた期限に提出することが大事です。
レポート
成果発表
作品
その他 5 毎回授業中で、勉強の意欲、姿勢を口頭練習、練習プリントの提出などを通して確認する。その姿勢と意欲は評価の対象とします。
合計 100