NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 日本語5(Japanese 5)
担当教員名 古川 俊雄
配当学年 3 開講期 前期
必修・選択区分 選択 単位数 1
履修上の注意または履修条件  ノートは専用ノートを用意しておいてください。ノート作業の経過を残しておけば、その後でチェックもできますし、この時間の活動である自分の意見を形作るときにも大いに役に立つはずです。
受講心得  毎時間確認小テストはあります。読解作業と意見交換が授業の主な活動になりますので、積極的に自分の意見を発表してください。わからないところがあれば、どんなに小さな問題でも、質問するなりしてください。自分なりの日本語についての見方、考え方を形作るような気持ちで取り組んでください。
教科書 プリント
参考文献及び指定図書 『留学生のためのストラテジーを使って学ぶ文章の読み方』(スリーエーネットワーク)
『問題解決のための「社会技術」』堀井秀之著(中公新書)
『インタビューで学ぶ日本語』(凡人社)
『日本語 口頭発表と討論の技術』(東京大学出版会)
関連科目  留学生関連では、基礎的な内容の「日本語1」「日本語2」、その他中級から中上級レベルの「日本語3」と「日本語4」(後期開講)と、またこの「日本語5」を受けて、後期にはより専門的な内容理解を進める「日本語6」があります。それに、今学期の5月、6月に補講として、今年から新基準となる日本語能力試験の「日本語能力試験対策」(N1、N2対策)の授業が4回予定されています。
オフィスアワー
授業の目的  ある程度のテーマ性をもった比較的長めの文章を正しく読み取ること、その内容に対する自分の意見をまとまった文として書けるようにすることが目的の1つです。
 また授業の中での他の学生たちとの意見交換をすることで、相手の意見をきちんと聞き取ること、またその意見に対して、自分の意見を簡潔に述べられるようにすることも大事な目的です。
授業の概要 毎時間の始めに5分程度の文法、語彙などの確認テストを行います。
授業としては比較的長めの文章の「目的読み」を行い、内容の確認後、そのテーマについてそれぞれの意見文を書いた上で、その文章のテーマについてディスカッションする。自分の意見を簡潔、正確にまとめられる練習ですが、何より相手の意見をきちんと聞き取る練習でもあります。
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
第1回 オリエンテーション

第2回 課題「何の話かをつかむ」(1) 読解・ディスカッション
第3回 課題「何の話かをつかむ」(2) 読解・ディスカッション

第4回 課題「何が問題になっているかをつかむ」(1) 読解・ディスカッション
第5回 課題「何が問題になっているかをつかむ」(2) 読解・ディスカッション

第6回 課題「言いたいことは何かをつかむ」(1) 読解・ディスカッション
第7回 課題「言いたいことは何かをつかむ」(2) 読解・ディスカッション 

第8回 課題「歴史を扱った文章を読む」(1) 読解・ディスカッション
第9回 課題「歴史を扱った文章を読む」(2) 読解・ディスカッション

第10回 課題「二項対立を見ぬく」(1) 読解・ディスカッション
第11回 課題「二項対立を見ぬく」(2) 読解・ディスカッション

第12回 課題「筆者の立場を見ぬく」(1) 読解・ディスカッション
第13回 課題「筆者の立場を見ぬく」(2) 読解・ディスカッション

第14回 課題「文章を整理して理解する」(1) 読解・ディスカッション
第15回 課題「文章を整理して理解する」(2) 読解・ディスカッション

第16回 期末試験
授業の運営方法  読解作業とディスカッション中心に進めていきます。
備考
学生が達成すべき到達目標 (1)テーマ性、抽象性のある比較的高度な内容の読解をし、キーワードなどを使って意見文を書くことができること。
(2)相手の意見の骨子を聴き取り、その意見に対する自分の意見を適切に述べることができること。
※上記の(1)(2)は日本語能力試験の新基準N2(旧2級レベル)の理解・運用能力を基準にしています。
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験 60 授業で扱った内容についての確認問題です。
小テスト
レポート 40
成果発表
作品
その他
合計 100