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シラバス情報
平成23年度
経営経済学部経営経済学科
詳細
シラバス情報
注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「
UNIVERSAL PASSPORT
」で詳細をご確認下さい。
科目名
マクロ経済学(Macroeconomics)
担当教員名
板倉 理友
配当学年
2
開講期
後期
必修・選択区分
選択
単位数
4
履修上の注意または履修条件
経済学入門、ミクロ経済学を履修していることが望ましい。
受講心得
必ず教科書を予習して来てください。出席は毎回取ります。私語は慎んでください。
教科書
マクロ経済学
(有斐閣)斉藤誠・岩本康志・他 著
参考文献及び指定図書
必要な都度知らせる。
関連科目
ミクロ経済学、経済数学、経済学入門、経済分析
オフィスアワー
金曜日3限
授業の目的
本講義では、マクロ経済学の基礎的な知識の習得に努めるものとします。最初に、マクロ経済学とはどういう学問かを、我々の生活の中での経済活動と関連付けながら容易に全体像が把握できるようにします。次に、一国全体の経済の仕組みはどうなっているのか、国民所得とは何か、その所得水準はどのように決定されるのか、資産と所得の関係はどうか、インフレーションや失業の発生原因は何か、景気循環や経済成長はどのように生じるのか等々を学ぶことによって、マクロ的な経済現象の理解を深めることにします。
授業の概要
マクロ経済とは何か、なぜ学ぶ必要があるのか、一国経済の消費、投資はどうなっているのか、市場の均衡とは何か、国民経済の運営は政府によってどのようになされているのか、また外国との関係はどのようになっているのが経済的によいのか等々について、学んでいきます。
授業計画
学習内容
学習課題(予習・復習)
○第1回 マクロ経済学とは何か
マクロ経済学の目的、活動水準をどう捉えるのかについて学びます。
○第2回 国民経済計算
マクロ経済活動の水準を測る制度、GDPに関する様々な概念について学びます。
○第3回 資金循環表
資金循環表の考え方、日本経済の資金循環について学びます。
○第4回 国際収支統計の作り方・見方
国際収支統計の作り方と見方について学びます。
○第5回 労働統計
労働市場の計測、失業率、労働時間等について学びます。
○第6回 経済成長現象と景気循環現象
1955年から2006年の経済データを用いて日本の経済成長と景気循環の現象について学びます。
○第7回 閉鎖経済の短期モデルの展開
短期モデルの基本的な考え方、乗数効果もメカニズムについて学びます。
○第8回 剤市場の数量調整
名目金利と実質金利、実質金利と設備投資等について学びます。
○第9回 貨幣市場の需給調節
貨幣需要の決定メカニズム、貨幣市場の需給条件としてのLM曲線等について学びます。
○第10回 閉鎖経済の中期モデルの展開
中期モデルの基本的な考え方、企業による価格設定等について学びます。
○第11回 フィリップス曲線
インフレ率とGDPの関係、インフレ率と失業率の関係等について学びます。
○第12回 開放経済モデルの展開
マクロ経済と貿易・資本取引、名目為替レートと実質為替レート等について学びます。
○第13回 開放経済の短期モデルの展開
純輸出関数の決定メカニズム、マンデル・フレミング・モデルの展開等について学びます。
○第14回 労働市場の長期モデル
労働市場とは何か、長期の労働市場モデル等について学びます。
○第15回 閉鎖経済の長期モデル
経済成長論をなぜ学ぶのかを述べると共に、経済成長論の礎としての生産関数について学びます。
○第16回 成長会計の考え方・使い方
成長会計とは何か、成長会計の事例等について学びます。
○第17回 安定化政策
ポリシーミックス、マンデル・フレミング・モデルでの安定化政策の効果等について学びます。
○第18回 ルールと裁量
時間的整合性、物価安定の目標、テイラールール等について学びます。
○第19回 財政の長期的課題
財政赤字の計測、債務残高等について学びます。
○第20回 財政赤字の影響
減税による財政赤字、財政赤字の影響短期・中期・長期等について学びます。
○第21回 マクロ経済学のミクロ的基礎付け
IS-LMモデルの問題点、ルーカスの批判等について学びます。
○第22回 金融市場と貨幣市場
マクロ経済における金融・貨幣市場の役割、債券市場、株式市場等について学びます。
○第23回 貨幣市場のメカニズム
貨幣の役割、貨幣と決済、決済システムの安定性等について学びます。
○第24回 貨幣供給・金利、物価の関係
公開市場操作と金利決定、金利と貨幣供給、貨幣供給と物価等について学びます。
○第25回 金融政策の在り方
中央銀行のオペレーション、財政支出の調達手段としての貨幣発行等について学びます。
○第26回 消費と投資
効率的な経路とは何か、ラムゼーの経済成長モデル等について学びます。
○第27回 ラムゼー・モデルはマクロ経済学の玉手箱
モデルのインプリケーション、消費の理論、設備投資の理論等について学びます。
○第28回 動学的な経済環境における財政政策
動学的環境と静学的環境の違い、リカードの中立命題等について学びます。
○第29回 マクロ経済と労働市場
不完全な労働市場におけるサーチ、失業の持続性、賃金格差等について学びます。
○第30回 まとめ
これまでのまとめを行います。
○第31回 期末試験
試験時間は1時間とします。試験問題には記述式問題が含まれるので、学生は文章を正確に書くことを要求されます。但し、教科書とノート等は持込可です。
第1回
プリント配布
第2回
プリント配布
第3回
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第4回
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第5回
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第6回
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第7回
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第8回
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第9回
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第10回
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第11回
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第12回
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第13回
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第14回
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第15回
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第16回
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第17回
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第18回
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第19回
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第20回
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第21回
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第22回
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第23回
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第24回
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第25回
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第26回
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第27回
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第28回
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第29回
プリント配布
授業の運営方法
講義形式で行います。
備考
学生が達成すべき到達目標
①国内総生産とは何かを説明できる。
②政府の行う経済政策の効果について説明できる。
③市場の均衡について説明できる。
④経済成長とは何か、どうすれば成長できるのか説明できる。
⑤政府が実際に実施している政策についてコメントできるようになる。
評価方法
評価の割合
評価の実施方法と注意点
試験
100
期末に試験を実施します。60点以上取らないと単位修得は認められません。
小テスト
レポート
成果発表
作品
その他
合計
100
―