NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 インターネット4(Internet 4)
担当教員名 福島 学
配当学年 3 開講期 後期
必修・選択区分 選択 単位数 2
履修上の注意または履修条件  グループでの作業となることと,集中講義であることから,「興味」と「関心」を持って授業に臨んでください.座学で学んだ事柄を実機で確認することで知識の定着と知恵への昇華を目的としているため,先修科目で学んだ事柄を整理して授業に臨んでください.
受講心得 グループ毎にテーマを設定し,実機を使っての実施となるため,同じグループのメンバおよび他のグループの迷惑にならないようにすること.
教科書 必要に応じて教員が作成し配布します
参考文献及び指定図書 NS2によるネットワークシミュレーション,銭 飛,森北出版,ISBN:4-627-84621-5
仮想化技術完全攻略ガイド,平 初 ,他,インプレスジャパン,ISBN:4-8443-2326-1
Xen徹底入門,宮元久仁男,他,翔泳社,ISBN:9784798114477
実践パケット解析,Chris Sanders (著), 園田 道夫 (監修), 一瀬 小夜 (翻訳),オライリー・ジャパン,ISBN:978-4873113517
Linuxアドバンストネットワークサーバ構築ガイド HAサーバ構築編,デージーネット,秀和システム,ISBN:4798011894
Linux WORLD Xen導入・活用ガイド,IDGジャパン,IDGジャパン,ISBN:4872802616
仮想化技術パーフェクトガイド,中村 真彦,ソーテック社,ISBN:4881665812
関連科目  情報処理C,インターネット1・2・3
オフィスアワー
授業の目的  各種ネットワーク機器の設定およびサービス設定等を通して、ネットワーク拠点間接続を伴う小規模LANの構築技術に関するスキル習得をめざします。また、アナライザによるパケットのキャプチャリングを通してネットワークを転送されるフレーム情報の計測制御方法に関する理解を深めます。
授業の概要  これまでに学んだ事柄を用いて,具体的に情報通信技術分野で技術課題とされている内容にチームで取り組みます.実機を使用しての取り組みとなるため,集中講義として開催します.遅刻・欠席の場合,チーム全体に迷惑をかけることとなるので十分注意すること.
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
○第1回 情報通信技術分野の技術課題について
○第2回 機材について
○第3回 計画書および報告書作成について
○第4回 チーム編成と計画書策定
○第5回 計画書確認と機材確認
○第6回 実験実施(1)
○第7回 実験実施(2)
○第8回 実験実施(3)
○第9回 経過確認
○第10回 実験実施(4)
○第11回 実験実施(5)
○第12回 結果確認
○第13回 報告書作成(1)
○第14回 報告書作成(2)
○第15回 報告書提出
 この科目は集中講義として開講します.これは,実機の設置と片付けに時間がかかり,1時限毎の実施では実質的な実施時間確保が難しいことと,実施内容によっては1時限で終了しない項目があるためです.授業はグループで実施し,先修科目である情報処理C,インターネット1・2・3で学んだ事柄に基づき次の区分に関する実験テーマを設定します.
 実験は,1)実験計画,2)実験実施,3)レポート作成と提出,で行います.

○接続機器
 HUB,スイッチ,ルータを使っての通信速度の比較と,それぞれの特徴の実機での比較を行います.
○プロトコル解析
 ネットワークで伝送されるデータをパケットアナライザを用いての確認を行います.
○経路制御
 ネットワークシミュレータおよび実機による経路制御を行います.
○サーバ
 基本ネットワークサービス等のサーバの設定および動作検証を行います.
○仮想化技術
 ネットワークで利用される各種仮想化技術について動作検証ならびにその特徴比較を行います.
○デバイス制御技術
 ICT用デバイスの利活用について動作懸賞および特徴比較を行います.
授業の運営方法 実習形式で行います。適時実習内容の理解度を確認する小テストを行います。
備考
学生が達成すべき到達目標 ①情報技術分野の中でも特に「通信」が持つ役割を理解する
②自分がどのような分野でどのスキルを活かせるかを考えアピールすることが出来る
③学んだ事柄を仮想マシンを通して「実際に使えるスキル」として習得する
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験
小テスト
レポート 50
成果発表
作品
その他 50 チームで取り組むため,互いに目的のためにコミュニケーションが取れているか,目的の策定およびその実施に際して各自の知恵を出し合えているか,またとりまとめに際して協力できているかを評価します.
合計 100