NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 インターネット広告論(Internet Advertising)
担当教員名 後藤 幹雄
配当学年 2 開講期 後期
必修・選択区分 選択 単位数 2
履修上の注意または履修条件 特になし。
受講心得  講義中の携帯・私語は厳禁、ルール違反は退室してもらいます。
教科書 特に使用しません。
参考文献及び指定図書 ①「Web2.0時代のインターネット広告」日本経済新聞社
②「図解ビジネス実務事典 ネット広告」手嶋浩己、永松範之、坂下洋孝 日本能率協会
③ネット未来図 佐々木俊尚著(文春新書) 
④グーグル~既存のビジネスを破壊する 佐々木俊尚著(文春新書)
⑤ウェブ進化論 梅田望夫(ちくま新書) 
⑥ウェブ時代をゆく 梅田望夫(ちくま新書) 
関連科目 eビジネス論、マーケティング論、広告論
オフィスアワー
授業の目的  進化しつづけるインターネット社会の現状と将来展望、ネットを利用した様々な広告手法の現状と今後の動向、ネットと既存メディアとの競合・棲み分け、インターネット広告の実務に関する知識などを学び、インターネット広告に関係する包括的知識を得る。
授業の概要 前半部分で、インターネットが普及した社会の全体像及びその中におけるインターネット広告の
基本的役割や機能を学ぶ。
中頃では、バナー広告から検索連動広告まで次々に開発されるインターネット広告の機能や
企業にもたらす効果などを詳細に学ぶ。
後半部分で、ケータイやSNS・ブログ・ツイッターなど個人発のメディアにおけるインターネット
広告の現状及び企業等における活用事例を学ぶ。
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
第1回:インターネット社会の全体像①
・いつでも、どこでも、誰とでも、なんでも繋がるユビキタス社会とはどのような社会
 か、全体像を学ぶ。

第2回:インターネット社会の全体像②
・インターネット関連産業の構造、規模、動向等について学ぶ。
・インターネット広告市場の構造、規模、将来動向を学ぶ。

第3回:インターネット広告の基礎①
・インターネット広告市場の現状、インターネット広告の歴史、インターネット広告の長所と 短所について学ぶ。

第4回:インターネット広告の基礎②
 ・バナー広告、メール広告、アフィリエイト広告、検索連動型広告、コンテンツ連
動型広告、モバイル広告などの基本的特徴について学ぶ。

第5回:インターネット広告の基礎③
・ページビュー、インプレッション、ユニークユーザー数、クッキー、アクセスログなど
 インターネット広告に関する基本機能について学ぶ。

第6回:成果に対して課金するアフィリエイト広告について
・既存メディアでは出来なかった成果報酬アフィリエイト広告の仕組みや
 アフィリエイト広告がもたらした影響などについて学ぶ。

第7回: SEM(サーチ・エンジン・マーケティング)について①
・検索連動型広告の機能・特長・他の広告との違い、SEM(サーチ・エンジン・マーケティン
 グ)という新しいマーケティングの概要を学ぶ。

第8回:SEM(サーチ・エンジン・マーケティング)について②
 ・検索エンジンからの着地先のコンバージョン率を高めるLPO(Landing Page  
  Optimization)について、ユーザーの離脱率を下げるEFO(Entry Form Optimization)
  などSEMがもたらした新しい広告考え方について学ぶ。

第9回:インターネット広告計画の実務の流れ
 ・広告計画の基本フロー、目標設定、メディア選定、クリエイティブ企画・制作などの流れ  を学ぶ。

第10回:インターネット広告配信の仕組み
・アドサーバー、ターゲティング配信、効果管理、在庫管理他配信の仕組みについて学 
 ぶ。

第11回:インターネット広告効果指標と効果測定
 ・コストパフォーマンス測定、ユーザー行動分析、インプレッション効果、リーセンシー効 
  果、トランザクション効果などの効果の把握について及びアクセスロゴ解析・
  イン ターネット視聴率などによるユーザー動向把握などについて学ぶ。

第12回:個人発メディアのブログ・SNS・ツイッターなどの広告機能
 ・ブログ・SNS・ツイッター動画配信などの現状と展望、広告メディアとしての可能性、
  企業の活用方法などについて学ぶ。

第13回:ケータイ2.0とモバイル広告
 ・「ケータイ2.0」と言われるケータイ市場の現状、ケータイにおけるSEM、ケータイ向けア 
  フィリエイト広告などについて学ぶ。

第14回:進化を続けるインターネット広告
 ・行動ターゲティング広告、ゲーム内広告、RSS広告、ネットを核にするクロスメディア
  広告の可能性などについて学ぶ。

第15回:プレイヤーの動向
 ・総合広告会社、インターネットメディアレップ、モバイル広告会社、広告配信会社、コン
  テンツ配信会社、アドテクノロジー会社、SEM会社、ブログマーケティング会社などの
  動向について学ぶ。

第16回:試験
 ・第1回から第15回までを範囲とします。参考文献、配布資料など全て持ち込み可です。

学びは繰り返しです。
授業では教材をもとに皆
で学び、授業を離れては
自分の頭でひとり学習し
ます。その連携、繰り返
しが成長を促します。
授業の運営方法 ①各回パワーポイントで作成した内容について講義、手元には内容要約版を配布します。
②広告活動の事例や企業・メディア・生活者の最新動向を学ぶため、メディア情報を随時紹介しま 
 す。


備考
学生が達成すべき到達目標 ①インターネット広告の基本的機能が説明できる。

②インターネット広告とこれまでの広告との違いを説明できる。

③インターネット広告を活用する企業や個人の事例を説明できる。

評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験 80 到達目標に関連して記述課題を6~7問 
小テスト
レポート 20
成果発表
作品
その他 授業に欠席したり、遅刻したりせず、意欲的に取り組んだ場合、評価の対象とします。
合計 100