NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 航空機工作(Aircraft Manufacturing Engineering)
担当教員名 三輪 義雄
配当学年 3 開講期 前期
必修・選択区分 選択 単位数 2
履修上の注意または履修条件 前回講義のプリントを持参すること
受講心得 出席を重視します。
教科書 講義開始前にプリントを配布します
参考文献及び指定図書 「航空機&ロケットの生産技術」半田/佐々木共訳 大河出版
「航空機生産工学」半田邦夫著 オフィスHANS
関連科目 航空機整備
航空宇宙電子システム
オフィスアワー
授業の目的 ①産業分野での航空宇宙産業の位置付けを理解する。
②航空機生産計画の立て方、生産指示のやり方を理解する。
③航空機部品製作の種類とその加工法を理解する。
④航空機組立技術を理解する。
⑤艤装・電装作業の種類とその技術を理解する。"
授業の概要 前半は生産の流れと生産計画の立て方と現場に生産を指示する方法を解説します。部品加工法では板金、機械、溶接、プロセス、複合材加工の生産技術を解説します。後半では組立、艤装、機能試験、飛行試験までの生産技術を解説していきます。また、実際の現場で使われる、生産の為のツーリング(治工具製作)の考え方、生産スケジュールの立て方を紹介し、合わせて生産現場の改善の進め方を解説します。
本講義ではPower Point、ビデオ等を使って進め、概要をプリントで配布します。
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
第1回
本授業の概要説明
本授業の狙い・概要説明、成績評価基準の説明(授業に出席して意欲的に受講した場合1回につき1点、期末試験85点で評価)

第2回
航空宇宙産業の位置付けと関連技術
産業分野での位置付けと関連技術の発達に伴う航空機の構造、製造法の変化を解説

第3回
最近の航空機生産の特徴
最近の旅客機、戦闘機の機体構造と材料、構成の概要及び航空機生産の環境と技術の特徴を解説

第4回
航空機の生産管理
生産の流れ、生産計画の立て方及び現場へ指示する方法の概要

第5回
板金部品
航空機用板金部品加工法の概要

第6回
機械部品
航空機用機械部品加工法の概要

第7回
溶接、CAD
溶接及びCADの概要

第8回
プロセス
表面処理、熱処理、塗装、ケミカルミーリング等のプロセス作業の概要

第9回
複合材部品
複合材の種類と複合材部品製造法の概要

第10回
治工具
航空機組立とツーリング系列、組立治工具の種類とその製作方法の概要

第11回
組立
構造組立技術と工具/機械の概要

第12回
艤装
艤装部品の種類とその工作法の概要

第13回
電装
電装作業(ワイヤーハーネス、パネル)、内装の概要

第14回
機能試験
フライトコントロール、ハイドロ、エンジン等システム別機能試験の概要

第15回
飛行試験
飛行試験の概要を解説

第16回
期末試験
第15回授業までの内容を試験範囲とします。試験時間は80分とします。自分で作成のノート等は持ち込み可とします。


















授業の運営方法 通常教室での座学   
毎回授業開始時にプリントを配布し、Power Pointにより解説します。
備考
学生が達成すべき到達目標 ①産業分野での航空宇宙産業の位置付けを理解する。
②航空機生産計画の立て方、生産指示のやり方を理解する。
③航空機部品製作の種類とその加工法を理解する。
④航空機組立技術を理解する。
⑤艤装・電装作業の種類とその技術を理解する。"
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験 85 毎回の講義の要点を理解できているかを確認します。
小テスト
レポート
成果発表
作品
その他 15 授業に欠席したり、遅刻・早退せずに、意欲的に取り組んだ場合、評価の対象とします。
合計 100