NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 航空機装備(Aircraft System)
担当教員名 岩村 直樹
配当学年 カリキュラムにより異なります。 開講期 後期
必修・選択区分 選択 単位数 2
履修上の注意または履修条件 .
受講心得 第8回及び第15回目授業には総合的な復習課題を出します。 欠席しないようにして下さい。
教科書 なし
参考文献及び指定図書 航空工学講座3 航空機システム(System) 日本航空技術協会
航空工学講座11 ヘリコプタ(Helicopter)  日本航空技術協会
ようこそヘリコプターの世界へ Welcome to Helicopter World 長島知有 株式会社タクト・ワン
関連科目
オフィスアワー
授業の目的 授業の目的
 航空機の装備にはどんな系統があるのか、なぜ必要なのか、そしてそれはどのようなものかなどの航空機装備の基礎的事項について学びます。そのためシステムに使われている各系統、各構成機器の変遷、種類およびその作動原理並びに機能について学び、また、ヘリコプターについてもその特徴と主要装備システムであるメインローター、テイルローター、操縦装置、動力伝達装置など各系統の仕組みとその機能などについて基礎的事項を学びます。
授業の概要
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
○第1回
油圧系統の一回目として、航空機油圧系統の概要、原理、基本油圧系統、作動油に関する基礎的事項につき、実例を通して学びます。
○第2回
 前回授業の内容につき復習のための課題を出します。
油圧系統の二回目として、油圧系統の構成部品であるリザーバ、熱交換器、各種ポンプの形式に関する基礎的事項につき、実例を通して学びます。
○第3回
 前回授業の内容につき復習のための課題を出します。
油圧系統の三回目として、引き続き油圧系統の構成部品について、油圧フィルター、アクチュエータ形式に関する基礎的事項につき、実例を通して学びます。
次にマスタシリンダブレーキ系統、動力ブレーキ制御弁系統など、油圧ブレーキ系統に関する基礎的事項につき、実例を通して学びます
○第4回
 前回授業の内容につき復習のための課題を出します。
油圧系統の四回目。 1~3回目授業の補足事項及び1~3回目授業以外のその他油圧装備について、その基礎的事項につき、実例を通して学びます。
○第5回
 前回授業の内容につき復習のための課題を出します。
空気圧系統について、利用法と特徴、気体熱力学の基本、空気の供給弦・供給路、空気系統の構成部品の基礎的事項と、空気系統の整備を学びます。
○第6回
 前回授業の内容につき復習のための課題を出します。
酸素系統について概要、必要性、区分などの基礎的事項、および酸素系統に関する基礎的事項につき、実例を通して学びます。
○第7回
 前回授業の内容につき復習のための課題を出します。
空調・与圧系統について、概要と作動の基本、および空気調和系統、暖房系統などの各系統の基礎的事項とその実例、ならびにその整備について学びます。
○第8回
油圧、空気、酸素系統につき総合的な課題を出します。
○第9回
防除氷系統について、概要、および空気式除氷装置、熱防氷装置など各部の防除氷に関する基礎的事項につき、実例を通して学びます。
○第10回
  前回授業の内容につき復習のための課題を出します。
燃料系統について、その1として燃料系統の概要、および燃料供給系統、通気系統、エンジン燃料系統に関する基礎的事項につき、実例を通して学びます。
○第11回
  前回授業の内容につき復習のための課題を出します。
燃料系統のその2として、燃料系統の構成部品と燃料油量系統など、各燃料系統の概要につき、実例を通して学びます。
○第12回
 前回授業の内容につき復習のための課題を出します。
飛行機と対比させながら、ヘリコプターの特徴、ヘリコプターの形式とその分類について概要を学びます。次に、ヘリコプターに特徴的な装備システムであるメインローターの仕組みとその機能について基礎的事項を学びます。
○第13回
 前回授業の内容につき復習のための課題を出します。
 ヘリコプターのテイルロータ、操縦装置の仕組みとその機能について基礎的事項を学びます。
○第14回
 ヘリコプターの動力伝達装置の仕組みとその機能について基礎的事項を学びます。
○第15回
 第9回~第14回の授業内容について総合的な課題を出します。
○第16回
 学習不足分につき補講を実施します。また確認のため総合的な課題を出します。
毎授業冒頭、先回授業の復習小テストを実施
授業の運営方法 教室での座席を指定します。
備考
学生が達成すべき到達目標 ①航空機システムを構成する各系統・機器に関しその機能と目的を習得
②各機器の作動系統図の読み解き方の詳細な知識を習得
③各機器の作動原理図の理解
④装備品に関して航空機整備士2級程度の知識の獲得
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験
小テスト 100 筆記試験。前回授業の復習。15分程度で授業冒頭に実施(計40点)
ただし第8回目授業に中間試験相当の小テスト(30点)、15回目に期末試験相当の小テスト(30点)を実施。いずれも筆記

レポート
成果発表
作品
その他
合計 100