シラバス情報

注）公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名	材料力学１（Strength of Materials１）
担当教員名	池田　多門
配当学年	カリキュラムにより異なります。	開講期	前期
必修・選択区分	必修	単位数	2
履修上の注意または履修条件	航空工学演習２(後期)を履修して下さい。材料力学１の演習を行います。
受講心得	力学の復習をしておく事を勧めます。
教科書	よくわかる材料力学の基本　菊池正紀　和田義孝著　秀和システム
参考文献及び指定図書	材料力学入門、中山秀太郎　編著、大河出版
関連科目	材料力学２、航空工学演習２、構造力学、航空工学実験１
オフィスアワー

授業計画	学習内容	学習課題(予習・復習)
授業の目的	航空機、船舶、あるいは橋梁等の構造物は各種の部材から構成されています。これらについて力の平衡、変形の幾何学及びフックの法則が重要であることを理解し、基本的な各種の応力及び変形問題解決能力を培います。
授業の概要	構造部材に作用する荷重の内、引張、圧縮、せん断及びねじりによる応力と変形について学びます
授業計画	○第1回　成績評価規準の説明及び垂直応力と垂直ひずみ　成績評価は、授業に出席して意欲的に受講した場合1回につき１点、課題提出1回につき１点、中間試験２回で３５点、期末試験４０点、計１００点で評価します。　力と応力、ひずみ及びそれらの関係を示すフックの法則について学びます。 ○第２回　応力とひずみの関係　応力とひずみの関係およびその材料による違いについて学びます。 ○第３回　許容応力と安全率及び疲労破壊　材料の許容応力と安全率及び疲労破壊について学びます。 ○第４回　棒の引張、圧縮および異種材料の組み合わせ構造　細長い部材が軸方向に引張や圧縮を受ける場合および異種材料を組み合わせた構造について学びます。 ○第５回　中間試験及び航空機の安全率と許容応力第１回～第４回目授業内容についての中間試験を行います。配布テキスト、ノート等持込み可です。電卓、ポケットコンピュータなどの計算用具を持参すること。また、航空機に使用する許容応力と安全率について学びます。 ○第６回　骨組み構造　簡単な骨組み構造により静定構造、不静定構造を学びます。 ○第７回　熱応力および接触応力　熱により部材に生じる応力力およびボルトなどの結合部に生じる接触応力について学びます。 ○第８回　はりの荷重と支持反力（１）はりに加わる力とはりの支持条件による反力について学びます。 ○第９回　はりの荷重と支持反力（２）　第８回に引続き、はりの反力の計算方法等につてい学びます。　 ○第１０回　中間試験及び航空機におけるせん断力と曲げモーメントの概要　第６回～第９回の授業内容についての中間試験を行います。配布テキスト、ノート等持込み可です。電卓、ポケットコンピュータなどの計算用具を持参すること。また、航空機構造におけるせん断力と曲げモーメントの概要を学びます。 ○第１１回　はりのせん断力線図と曲げモーメント線図（１）　集中荷重と各種の支持条件によるせん断力線図と曲げモーメント線図について学びます。 ○第１２　はりのせん断力線図と曲げモーメント線図（２）　分布荷重と各種の支持条件によるせん断力線図と曲げモーメン線図について学びます。 ○第１３　はりに生じる曲げ応力　はりに生じる曲げ応力の求め方について学びます。 ○第１４回　はりに生じるせん断応力　はりに生じるせん断応力の求め方について学びます。 ○第１５回　はりのたわみ　はりのたわみの計算方法について学びます。 ○第１６回　期末試験　第１１回～第１５回の授業内容について試験を行います。配布テキスト、ノート等持込み可です。電卓、ポケットコンピュータなどの計算用具を持参すること。	第１回演習課題課題時間４５分第２回演習課題課題時間４５分第３回演習課題課題時間４５分第６回演習課題課題時間４５分第７回演習課題課題時間４５分第８回演習課題課題時間４５分第１１回演習課題課題時間４５分第１２回演習課題課題時間４５分第１３回演習課題課題時間４５分第１４回演習課題課題時間４５分
授業の運営方法	通常教室での座学。中間試験、期末試験時以外は毎回授業内容に関する課題を出します。次回の授業時に提出して下さい。
備考
学生が達成すべき到達目標	①応力と歪、力学特性、許容応力について理解する。 ②各種の力および応力について理解し、これらの簡単な計算ができる。 ③はりのせん断力線図および曲げモーメント線図が作成できる。

評価方法	評価の割合	評価の実施方法と注意点
試験	75	５回目、１０回目授業時に行う中間試験および期末試験を評価の対象とします。
小テスト
レポート	10
成果発表
作品
その他	15	授業に欠席したり、遅刻・早退せずに、意欲的に取り組んだ場合、評価の対象とします。
合計	100	―