NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 基礎学力講座2(国語)(Basic Aptitude Course2(Japanese))
担当教員名 坂井 美穂
配当学年 1 開講期 前期
必修・選択区分 選択 単位数 2
履修上の注意または履修条件  これは選択科目ですが、選択必修科目の一つとして考えてください。
受講心得  ノートを必ず用意してください。小型の国語辞典(または電子辞書)を毎回持参することをすすめます。課題(宿題)を行うために図書館や人間力育成センターの書物を活用してください。授業中に資料が配布されることが多いので、遅刻や欠席をしないように注意すること。
教科書 なし
参考文献及び指定図書  『三省堂国語辞典 第六版』(比較的小型)、江守賢治『漢字筆順ハンドブック 第二版』(三省堂)、小学館辞書編集部(編)『日本語便利辞典』(小学館)、金田一春彦(監修)『手紙の書き方実例辞典』(学習研究社)、『国語力アップ400問』(NHK出版[生活人新書067])、『国語力もっとアップ400問』(NHK出版[生活人新書105])、水谷信子『心を伝える日本語講座』(研究社出版)、加納善光『漢字の常識・非常識』(講談社現代新書954)、池上彰『日本語の「大疑問」』(講談社+α新書6-1 C)、秋月高太郎『ありえない日本語』(ちくま新書524)、金武伸弥『王道日本語ドリル』(集英社新書0428E)、佐竹秀雄『日本語教室Q&A』(角川ソフィア文庫)、鈴木輝一郎『日本語の逆襲』(小学館)、清水義範『日本語がもっと面白くなるパズルの本』(光文社文庫)、樋口裕一『本当に使える!日本語練習ノート』(PHP新書622)、朝日新聞出版(編)『日本語きほん帳』(朝日文庫)。
関連科目 社会参画入門、社会参画実習1、文章表現基礎講座、英語1・2、情報リテラシー1・2
オフィスアワー
授業の目的  基礎的な国語力はあらゆる学習分野で求められる重要な要素です。大学初年度における国語教育は4年間の勉学生活の土台を提供するとともに、卒業後の社会人がもつべき一般常識を養う側面をも有します。1年次前期の「基礎学力講座」の中の「国語」は大学での勉学に必要な最低限の国語力の養成を図ることを目的としますが、それは同時にいずれ就職活動を行うに際して必要となるさまざまな種類の国語表現の基礎となるものです。また、「国語」は1年次後期の「文章表現基礎講座」(必修)への前段階として、それの予備知識を獲得するためのものとしても有用です。
授業の概要  第1回・第6回・第11回を除く、第2回から第15回までの12回は全クラス共通の教材プリント(新聞の記事等)を配布し、語彙(単語や語句)を確認するとともに、与えられた文章を要約してその内容を説明し、それに対する意見や感想などを書く作業を行ってもらいます。時間的余裕があれば他の教材プリントも使用します。第6回・第11回・第16回は総復習と試験を行います。
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
 およそ下記のような形式および内容です。新聞記事等のプリントを主な教材として用い、文章の読み書きの基本を学ぶ一方で、漢字や語句の学習を継続的に行います。

○第1回 フレッシュマンセミナー・スタートアップ。
○第2回 オリエンテーション。勉強をしよう 自由への扉 開くために(福岡伸一)
○第3回 スポーツ選手 介護のプロに(石井暖子)
○第4回 数字力(山田真哉)
○第5回 幸福のパラドックス(諸富祥彦)
○第6回 第2回から第5回までの総復習および試験
○第7回 人間も建築も 自己中心では 限界がある(安藤忠雄)
○第8回 地球の恵み 感じる生活 してますか(大場満郎)
○第9回 英語が母語 幸運か不運か(大野博人)
○第10回 「性格」は行動の見直しで必ず変えられる(富田たかし)
○第11回 第7回から第10回までの総復習および試験
○第12回 おやじのせなか~無口なはずが 転機に声援を(弘兼憲史)
○第13回 「持続可能な開発のための教育の10年」折り返し点(石井徹)
○第14回 宇宙からのメッセージ(日野原重明)
○第15回 時には がんばらない 勇気が必要(鎌田實)
○第16回 第7回から第10回までの総復習および試験
第2回~第15回
 授業時間中に配布プリントに必要な事柄をもれなく記入。それに際し、必要に応じて辞書(国語辞典等)を引くこと。

第3回~第16回
 授業時間の初めに返却された前回の提出プリントを(授業時間中または授業終了後に)よく見直して、自分の書いた文章の語彙・語法や表記法の誤り、またはまずい箇所等をチェックし、それ以降の読解や文章表現に備えること。


第5回
・第10回
・第15回
 授業終了後、翌週の期末試験への準備として、これまでに配布されたプリント類やノートに再度目を通し、必要なまとめや補充を行い、疑問点等については自分で辞書・参考書を使って調べておくこと。教員への質問も積極的に視野に入れる。

第6回
・第11回
・第16回
 試験終了後、持ち帰りになった試験問題を再度検討し、答えられなかった箇所については担当教員への質問等によって正解が得られるよう努力する。
授業の運営方法  演習(ゼミナール)形式で、ほぼ毎回レポート作成を課しますが、講義も行います。第2回から第14回までは(第5回・第10回・第15回を除き)記入の終わった配布プリントを毎回レポートとして提出してもらい、添削を施した上で、翌週に返却します。
備考  このクラスは日本人学生専用です。外国人留学生は金曜日5限のクラスに入ってください。
学生が達成すべき到達目標  新聞・雑誌の記事に現れる程度の(普通の)漢字が(熟語を含めて)読め、その意味がわかること。そしてそれを自分でも使いこなせること。(漢字力)
 同じく、新聞・雑誌の記事程度の(普通の)文章が読みこなせること。(読解力=言語的な理解力)
 誰が読んでもわかるような明快で論理的な文章が書けること。(作文力=言語による自己表現力)
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験 75
 試験は第2回から第15回までの授業の内容が十分に理解できているかどうかを見るためのものです。
小テスト
レポート 25
成果発表
作品
その他
合計 100