NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 CAD2(CAD2)
担当教員名 園田 一則
配当学年 カリキュラムにより異なります。 開講期 後期
必修・選択区分 建築デザインコース 選択
住居・インテリアコース 選択
建築構造システムコース 選択
単位数 2
履修上の注意または履修条件 期限内に図面を完成します。CAD利用技術者試験の受験は有料ですが、最初の受験機会を含めて在学中に4回の受験チャンスがあります。この試験の合格が履修および単位取得の条件ではありませんが、2級程度は在学中に合格することが望ましいです。 
 欠席をした場合、次週の講義が出来ない状態になります。教室の関係上、補講が困難なので欠席は絶対にしないこと。
受講心得 課題は自らが積極的に取り組み仕上げていくことが大切です。欠席をしないで下さい。
教科書 CAD利用技術者試験2級・基礎公式ガイドブック
参考文献及び指定図書 市販のAutoCAD操作用ガイドブック。特に指定はしません。

徹底解説VectorWorks シリーズ    エクスナレッジ
TheNETA-choDeluxe シリーズ  MdN編集部 編
関連科目 橋梁工学 ・、鉄筋コンクリート・道路工学・測量学
CAD1、建築CAD1、2、建築基礎製図
オフィスアワー
授業の目的 鉄筋コンクリート構造物図面・測量設計用図面・平面図など実際の図面を作成しながら、AutoCADの操作を習得していきます。CAD利用技術者試験の合格を目指します。前期に合格した人は、一級受験の準備となりますので まず実際に描くことが中心となります。与えられたテーマ課題を完成させることを目標とします。 

 
授業の概要 前期のコマンド練習からCAD利用技術者2級に出題される作図問題が書けるように練習します。また、基礎演習過去問題を解きながら次年度の資格受験い備えます。
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
課題を3~4つ出します。CAD利用技術者試験の問題に取組みながら、受験に備えます。

○第1回 概要説明 
  本講義で行う授業内容の概要を説明します。授業の進め方・評価の方法を説明します。CADシステムの概要と機能・CADシステムとは・CADシステムの目的と効果・CADシステムの利用分野・CADシステムの種類・CADシステムの構成形態と運用を中心に説明します。
   
○第2回  CADシステムに関する基本的な概念(1)
 図形データの格納形式・ベクトルデータとラスタデータ・レイヤ(画層)について説明します。
 作図コマンド練習1(例題)を行います。

 ○第3回 CADシステムに関する基本的な概念(2)
  CADで使用するフォント・図形に関する属性・色、線種、線幅・文字に関する属性について説明します。
 作図コマンド練習2(例題)を行います。

○第4回 CADシステムの基本機能(1)
  座標入力に関する機能、グリッド・スナップ・数値による座標入力について説明します。
 作図コマンド練習3(例題)を行います。

○第5回 CADシステムの基本機能(2)
作図機能(点、線分、連続線、平行線等)・ハッチング・塗りつぶし・編集機能について説明します。
 作図コマンド練習4(例題)を行います。

○第6回 CADシステムの基本機能(3)
 出力機能やその他の機能・出力機能・図面印刷、ファイル出力・その他の機能について説明します。
  作図コマンド練習5(例題)を行います。

○第7回 3次元CADの概要 
 次元CADと3次元CADの相違点・2次元CADと3次元CADの位置づけ・3次元CADの基本概念・3次元CADによる立体のモデリング手法について説明します。
 作図コマンド練習6(例題)を行います。

○第8回 CADシステムを構成する要素
 ハードウェアCPU・主記憶装置・チップセット・補助記憶装置・入力装置・出力装置・インターフェース・デバイスドライバについて説明します。
作図コマンド練習7(例題)を行います。 

○第9回 ネットワークの知識
  ネットワークとは、ネットワークの定義・ネットワークの目的・ ネットワークの機能と分類・ネットワークの構成要素・通信プロトコル・通信回線の種類と特徴について説明します。
 作図コマンド練習8(例題)を行います。

○第10回  LAN
  LANとは、LANの形状と特徴・LANを構成する機器・LANに関する最新技術について説明します。
作図コマンド練習9(例題)を行います。

○第11回 ネットワーク管理とセキュリティ
  セキュリティの概念・ネットワークコンピュータ利用者の注意事項・システム構成管理・ファイル管理
 インターネットのセキュリティについて説明します。
作図コマンド練習10(例題)を行います。

○第12回 情報セキュリティと知的財産(1) 
  情報セキュリティ対策の重要性・コンピュータウイルス対策・個人情報保護・パスワード管理・アクセス管理・セキュリティ修正プログラム・データのバックアップについて説明します。
作図コマンド練習11(例題)を行います。

○第13回 情報セキュリティと知的財産(2)
関連法規、個人情報保護法・迷惑メール防止法・不正アクセス禁止法・プロバイダ責任法について説明します。
 
第14回  知的財産権の保護
  知的財産権とは、知的財産権保護の重要性・著作物と著作権・ソフトウェア(コンピュータプログラム)の著作権・不正コピーと著作権侵害・CADデータと著作権について説明します。

第15回 期末試験
  CAD2級試験の過去問から、前期中の範囲についての問題で実施します。


○第16回 授業で学習した内容の総括を行い、学生自身に学習達成の程度を自己点検させます。 


正規の時間割以外の時間を設定して自学出来るようにします。
授業の運営方法 CAD利用技術者試験2級・基礎公式ガイドブック と 配布資料を基に講義を行います。
備考
学生が達成すべき到達目標 ①AutoCADを用いて二次元の作図ができる。
②AD利用技術者2級の作図問題程度の図が書ける。
③CAD利用技術者2級を受験できる程度の基礎知識をつける。
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験 50 CAD利用技術者2級程度の択一式問題です。
小テスト 15 資格試験用演習問題を解きます。
レポート
成果発表 20 指定した作図課題を印刷して提出してもらいます。
作品
その他 15 実際にソフトを操作して作図する時間を評価します。(出席)
合計 100