NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 構造力学1(Structural Mechanics1)
担当教員名 山下 彰彦
配当学年 カリキュラムにより異なります。 開講期 前期
必修・選択区分 必修 単位数 2
履修上の注意または履修条件
受講心得
教科書 やさしい構造力学(学芸出版社) 浅野清昭著 ¥2600
参考文献及び指定図書 演習建築構造力学Ⅰ<静定編>田中茂樹・福田幹夫 学芸出版社¥2800 
関連科目 構造力学2
オフィスアワー
授業の目的 問題を解くことを中心とした学習方法が身につくこと。
授業の概要
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
力とは何か、力のつりあいについて、ニュートン力学とは、力学の単位について学びます。また、座標系の変換や、ベクトルの取り扱い、三角関数について学びます。物理力学と数学を使って単純梁、トラスの静定構造について力のつりあいを学びます。そして、圧縮、引っ張り、曲げと回転を学びます。また、バネばかりを使って力というものの観察もします。さらに、静定構造での支点反力、断面1次モーメント、中立軸という概念を学びます。

1.力とは
 押すとか、引っ張るという力、そして力×距離という回転モーメント力がある。
 作用点とは、力の大きさとは、力の向きとは。

2.力の合成と分解
 押すとか、引っ張るという力は、ベクトル演算で、分解したり、合成したりすることができる。
 曲げモーメントの場合は、力×距離 の力を水平成分(x成分)と垂直成分(y成分)に分解して、それぞれの距離を掛け算しても表現することができる。

3.力のつりあい その1
物体が静止しているということは、曲げモーメントも含んで合力がゼロということである。

4.物理単位
力kgfからN表示へ、力F=質量M×加速度aなど。

5.単位変換と次元
N/m表示からN/cm表示へ、質量Mと長さLと時間Tでの表現。

6.ベクトル

7.座標変換
構造力学では、しばしば、上方向でなく下方向をプラス符号に取ることがあります。また、回転方向について、時計まわり(右まわり)をプラスにして反時計まわり(左まわり)をマエナスにとったり、反対に、反時計まわり(左まわり)をプラスにして時計まわり(右まわり)をマエナスにとったりしており、符号の取り方が一定していません。このため、ある座標系から別座標系に変換するとか、全体座標系と局部座標系を関係付けるという作業が必要になります。

8.三角関数

9.支点と節点
自由端、固定端、ローラーシュー、ピンシューとは。回転モーメント伝達可否など。

10.力のつりあい その2
せん断力、曲げモーメント、せん断力図、曲げモーメント図。

11.静定骨組での力
水平成分の力の和、上下成分の和、回転モーメントの和。

12.静定ばり
静定ばりの支点反力を求めることを学びます。

13.静定ラーメン
静定ラーメンの支点反力を求めることを学びます。
授業の運営方法 座席を指定する。
備考
学生が達成すべき到達目標
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験
小テスト
レポート
成果発表
作品
その他
合計