NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 中小企業論B(Small & Medium Enterprise B)
担当教員名 新谷 哲男
配当学年 3 開講期 後期
必修・選択区分 選択 単位数 2
履修上の注意または履修条件 前期の中小企業論Aとあわせての履修が望ましい。

受講心得 受講マナー重視。予習・復習の励行。不定期の課題・レポートあり。
教科書 なし
参考文献及び指定図書 渡辺幸男・小川正博・黒瀬直宏・向山雅夫「21世紀 中小企業論(新版)」2006年 有斐閣アルマ
関連科目 中小企業論A
オフィスアワー
授業の目的 中小企業Aと同じく、中小企業をイメージに惑わされることなくとらえ、その多様性と可能性をさぐっていきます。あわせて、中小企業経営、中小企業金融、中小企業政策を学ぶことで中小企業を見る眼をさらに養います。とくに日本の中小企業政策は世界的に見ても質量ともに充実しているので、その体系、歴史について詳しく見ていきます。
授業の概要 全体を大きく3つに分けます。最初に、中小企業の経営をとりあげ、産業別(製造業、中小商業、中小サービス業)に見ていきます。次に、中小企業金融をとりあげ、その歴史・現状・課題などについて考察します。最後に、中小企業政策をとりあげ、歴史・現状・国際比較・課題と展望などについて考えていきます。
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
第1回
ガイダンス
前半は、講義の目的・概要、授業の進め方、成績評価方法、受講上の注意等を説明し、後半は次回の授業の概要を紹介します。

第2回
ガイダンス
前半は、講義の目的・概要、授業の進め方、成績評価方法、受講上の注意等を説明し、後半は次回の授業の概要を紹介します。

第3回
ガイダンス
前半は、講義の目的・概要、授業の進め方、成績評価方法、受講上の注意等を説明し、後半は次回の授業の概要を紹介します。

第4回
中小製造業2
中小製造業を経営の視点からとらえ、中小製造業経営の課題と展望を探ります。

第5回
中小商業1
日本の中小商業の歴史と現状を紹介し、「商業・流通と中小企業」について考察します。

第6回
中小商業2
中小商業を経営の視点からとらえ、中小商業経営の課題と展望を探ります。

第7回
中小サービス業1
日本のサービス業の歴史と現状を紹介し、「経済のサービス化と中小企業」について考察します。

第8回
中小サービス業2
中小サービス業を経営の視点からとらえ、中小サービス業経営の課題と展望を探ります。

第9回
中小企業金融1
日本の中小企業金融の歴史と現状を紹介し、中小企業がかかえる最も重要な問題「中小企業金融問題」を考察します。
中小企業金融:中小企業金融の制度としくみ

第10回
中小企業金融2
中小企業金融の制度としくみを概観し、中小企業金融の今後の課題と展望を探ります。

第11回
中小企業政策とはどのような政策か
産業政策と中小企業政策、中小企業政策の体系、海外の中小企業政策との比較などについて考察します。

第12回
日本の中小政策の歴史的推移1
戦後復興期の中小企業政策を概観し、経済民主化型中小企業政策の登場と変容を中心に考察します。

第13回
日本の中小政策の歴史的推移2
高度成長期の中小企業政策を概観し、産業構造政策型中小企業政策の確立と展開を中心に考察します。

第14回
日本の中小政策の歴史的推移3
低成長(または安定成長)期の中小企業政策を概観し、産業構造政策中小企業政策の新展開を中心に考察します。

第15回
日本の中小政策の歴史的推移4
90年代以降の中小企業政策を概観し、中小企業基本法改正、競争政策型中小企業政策のあり方等を中心に考察します。

第16回
期末試験
試験範囲は2回目から15回目まで。60分、プリント・ノート持込可。
第1回
下記①~③のいずれかを毎回行ないます。①授業終了前の簡単な復習小テスト、②理解度確認のための復習課題(次回授業時に提出)、③予習のためのレポート課題(次回の授業時に提出)。どれを実施するかは、当該授業の内容、難易度、全体の進捗度、時間調整等を考慮した上で、その都度決めます。以下同じ。

第2回~第15回
上記①~③のいずれか
授業の運営方法 通常教室での座学。毎回コミュニケーションシートを配付回収し、コミュニケーションの円滑化に役立てるようにします。
備考
学生が達成すべき到達目標 ①中小企業とは何か、についてイメージにとらわれることなく考えることができる。
②中小製造業、中小商業、中小サービス業の歴史・現状・課題について考察することができる。
③中小企業金融のしくみや制度を理解することができる。
④中小企業政策の歴史を概観し、今後の課題と展望を探ることができる。
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験 65 授業内容をどの程度理解できているかを、3つの問題形式(選択問題、正誤問題、語句問題)を通して確認します。
小テスト 15 当該回の授業内容をどの程度理解できているかを小テストを通して確認し、評価の程度を決めます。
レポート 10
成果発表
作品
その他 10 欠席、遅刻、早退をせず、積極的に授業に取り組む場合、評価の対象とします。
合計 100