NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 ゼミナールⅢ(Seminar Ⅲ)
担当教員名 清水 孝子
配当学年 3 開講期 前期
必修・選択区分 必修 単位数 4
履修上の注意または履修条件 2年後期開講科目の「異文化コミュニケーション」を履修することが望ましいです。
受講心得 通常の講義と違って、ゼミナールは学生同士の話し合いや発表を中心にすすめますので、積極的な参加が望まれます。
教科書
参考文献及び指定図書 『異文化コミュニケーションワークブック』 
『ケースで学ぶ異文化コミュニケーション』
『異文化コミュニケーションのA to Z ―理論と実践の両面からわかる―』
『人・言語・社会・文化とコミュニケーション』

必要な他の参考文献や映画は、ゼミナールの中で紹介し、便宜、プリントを配布します。
関連科目 「異文化コミュニケーション」(2年後期開講科目), ゼミナールⅡA、ゼミナールⅡB,ゼミナールⅣ
オフィスアワー
授業の目的 私たちが生きている現代世界は、絶え間のない「ひと・モノ・情報」の交流の中にあります。しかし、私たちが実際に生きている世界は、メディアや経済の発達によるグローバリゼーションの進行により均質化しながらも、一方では、個々の社会の制度や文化の独自性を今まで以上に主張するといった複雑な様相を呈しています。そのような世界に生きるからこそ、「異文化理解」や「他者との交流」という問題が、現代の重要な課題になってくるのです。
ゼミナールでは、先ず、私たちの文化的背景から見えてくる「私たちのまなざし=自文化のまなざし」について考えてみたいと思います。「自文化」や「自己」を理解して初めて「異文化」や「他者」が理解できるわけで、ゼミナールでは、「自文化を通して異文化を知る」というテーマを一貫して追求していきます。
さらに、「異文化理解」と「他者理解」は相手に理解してもらうという一方的な受け身の課題ではありません。「自文化」と「自己」について「異文化」と「他者」に理解してもらう相互的な交流(異文化コミュニケーション)が求められます。多様なものの見方が身につけるための、交流活動も実践します。
授業の概要
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)



ゼミナールでは、座学の知識をもとに、「自文化」を「異文化」の人々に積極的に紹介する試みや、「異文化を知る」第一歩としてさまざまな交流活動への参加などの体験を通して、ひとりひとりに「異文化コミュニケーション」のためには何が必要なのかを考えてもらいたいと思います。そのために、異文化コミュニケーションについての事例を通して、自文化や他の文化について学習していきます。本ゼミナールの特徴として、映画からの事例を用いて、「異文化コミュニケーション」を考えていきたいと思います。
毎回、課題を与えます。その場で意見を述べてもらうこともありますが、通常の形式として、事前に与えられた課題について調べ、その後、ゼミ全員の前で、それぞれが調べたことや考えを発表してもらいます。
授業の運営方法
備考
学生が達成すべき到達目標
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験
小テスト
レポート 50
成果発表
作品
その他 50 ゼミナールでは、自分の考えを発表するだけでなく、人の考えを聴くことが大切になってきます。そのため、出席を重視します。
合計 100