シラバス情報

注）公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名	スポーツ経営学（Sports management）
担当教員名	竹田　隆行
配当学年	2	開講期	後期
必修・選択区分	選択	単位数	2
履修上の注意または履修条件	他の科目を履修していなくても、この科目だけで理解できる内容になっています。ただし、2/3以上の出席がなければテストを受けることができません。
受講心得	スポーツに対しては、各人がそれぞれのこだわり、考え方を持っています。こだわりは必要ですが、そこから新しい考えは生まれてきません。ゼロベースで物事を考える重要性を学んでもらいたいです。
教科書	特になし
参考文献及び指定図書	スポーツ産業論　第４版（杏林書院）
関連科目	スポーツビジネス・マネジメント概論、地域とスポーツ
オフィスアワー

授業計画	学習内容	学習課題(予習・復習)
授業の目的	スポーツを楽しむ人々の年齢層が広がるとともに、スポーツやレジャーを楽しむ場所や機会が飛躍的に増大しました。しかしながら、実際にスポーツを楽しんでいる人たちはわずかです。需要と供給のミスマッチをコーディネイトできる人材がいないのが問題です。スポーツの場にも経営的センスを持った人材が求められています。本講義では、スポーツ経営学とは何かを学習します。試験に合格することだけでなく、修得した知識をビジネスの場で適応、応用できる技術として身につけることを目標とします。
授業の概要
授業計画	○第１回　スポーツを取り巻く環境の変化女性のスポーツ参加、シニアのスポーツ活動等、スポーツを取り巻く環境が大きく変わってきました。スポーツを取り巻く環境の変化について学びます。 ○第２回　スポーツ経営学とは１スポーツ経営学とは何かを学びます。一般的な経営学とスポーツ経営学の違いについて説明します。スポーツを商品として見た場合、その特性を理解します。 ○第３回　スポーツ経営学とは２スポーツが持つ公共性について学びます。スポーツ経営学では、営利事業だけではなく、非営利事業も考えなければなりません。営利組織（民間）、非営利組織（公共団体）の経営について説明します。 ○第４回～７回　経営戦略経営戦略を立てるには、組織のポジショニングを明確にしなければなりません。そのためには、環境分析を行う必要があります。ここでは、スポーツ組織での経営戦略について学びます。事例をあげて説明します。 ○第８回　スポーツマーケティング１スポーツマーケティングについて学びます。一般のマーケティングとスポーツマーケティングの違いを説明します。また、「スポーツのマーケティング」と「スポーツを通してのマーケティング」の違いを理解します。 ○第９回　スポーツマーケティング２スポーツマーケティングの基本的な手法について学びます。ここではマスマーケティングを中心に説明します。 ○第10回　エリアマーケティングエリアマーケティングを学びます。我々がスポーツを行う場合、自宅、もしくは職場（学校）を中心に半径10km以内が一般的だと言われています。アウトドアスポーツ、見るスポーツを除くとスポーツビジネスの商圏は非常に狭いことを理解します。 ○第11回　one to one マーケティング one to one マーケティングを学びます。CL（Customer Loyalty）を理解します。 ○第12回　ナレッジマネジメントナレッジマネジメントについて学びます。スポーツの世界は、ナレッジ（知識）の宝庫です。スポーツに限らず、一般ビジネスの場においてもナレッジは活用されていないのが現状です。個人が持っているナレッジを組織が共有することによって組織を活性化させて行こうという新しい発想です。 ○第13回　ITを活用したスポーツマーケティング ITを活用したスポーツマーケティングについて学びます。One to one マーケティング、ナレッジマネジメントを中心に説明します。 ○第14回　公共スポーツのマーケティング１公共スポーツのマーケティングについて学びます。企業と公共のスポーツマーケティングの違いについて理解します。 ○第15回　公共スポーツのマーケティング２公共スポーツの事業展開について学びます。公共が行っているスポーツ事業の事例紹介をします。 ○第16回　テスト第１回～第15回の授業内容についてテストを行います。
授業の運営方法	講義形式です。
備考
学生が達成すべき到達目標

評価方法	評価の割合	評価の実施方法と注意点
試験	100
小テスト
レポート
成果発表
作品
その他
合計	100	―