NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 手話(Sign Language)
担当教員名 河野 民子
配当学年 1 開講期 前期
必修・選択区分 選択 単位数 2
履修上の注意または履修条件
受講心得 手話テキスト持参のこと
教科書 使用テキスト:ハジメテノ手話テキスト、 ボランティア活動の手引き 
参考文献及び指定図書
関連科目
オフィスアワー
授業の目的 前期:聴覚障害者が抱える諸問題に対する理解とコミュニケーション手段としての「手話」を学習することにより、求めに応じた適格な支援能力を身につけること。
後期:前期で学習した内容を土台として具体的な生活場面での諸問題や手話技術について学習を深める。
授業の概要 前期は聴覚障害者の言語である「手話」を単語を中心に学び、自分で言いたいことを表現できるようにする。また、聴覚障害者講師からも学ぶことによって「手話」という言語に慣れていく。後期は覚えた手話を使って、聴覚障害者とコミュニケーションをとり、通じることの喜びを感じ、そこから聴覚障害者に対する自分たちに出来る支援に気づいていく。
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
【前期】
第1回
オリエンテーション、授業のねらいと進め方。聴覚障害者をや手話を扱った映画を観てみよう。評価方法:ペーパーテスト50点、出席点10点、交流および小テスト10点、実技表現20点、レポート10点、計100点で評価します。

第2回
障害って何?手話のポイントや聴こえの仕組み、聴覚障害を体験してみよう。
聴覚障害者講師出(予定)

第3回
ハジメテノ手話テキスト第1、2課。手話の基礎を釜日ます。音声言語を使わないで伝える方法は?聴こえない人たちのコミュニケーション方法はどのようなものがあるかを演習します。

第4回
ハジメテノ手話テキスト第3課。自分の名前を表現する。
○聴覚障害者講師出(予定)

第5回
ハジメテノ手話テキスト第4課。1つの手話を基本にして手話単語を増やしていきます。指文字も学習します。小テストを開始します。ボランティア活動の手引き(問1~問7)

第6回
ハジメテノ手話テキスト第5課。手話の過去・現在・未来を演習します。
○聴覚障害者講師出(予定)

第7回
ハジメテノ手話テキスト第6課。単語を使いながら基本的なあいさつで会話ができるように演習します。ボランティア活動の手引き(問8~問11)

第8回
ハジメテノ手話テキスト第7課。数字を手話で表してみます。ボランティア活動の手引き(問12~問15)

第9回
ハジメテノ手話テキスト第8課。手話にも強弱をつければ意味が変わってくることを演習します。
○聴覚障害者講師出(予定)

第10回
ハジメテノ手話テキスト第9課。日常会話が習った手話で使えるように単語数を増やしていき、会話の演習をします。ボランティア活動の手引き(問12~問15)

第11回
ハジメテノ手話テキスト第10課。手話を使って会話演習をします。ボランティア活動の手引き(問16~問18)

第12回
ハジメテノ手話テキスト第11課。習った手話単語を使って自由に会話をしてみます。
○聴覚障害者講師出(予定)

第13回
聴覚障害者と話します。積極的に話しかけ、交流をしてみます。覚えた手話と正確に表現できたか、聴こえない人と通じるためにいろんなコミュニケーション方法を考えることが出来たか。

第14回
ハジメテノ手話テキスト第12課。視覚言語である「手話」の使い方を演習します。また指文字も復習します。ボランティア活動の手引き(問22~問26) 前期まとめ、試験説明。

第15回
前期手話試験:課題に対してのレポート提出、表現・読み取り試験。

【後期】
第1回
ハジメテノ手話テキスト第13課。ゲームなどを交えながら前期の復習も兼ねて演習します。ボランティア活動の手引き(問27~問32)

第2回
ハジメテノ手話テキスト第14課。会話になれていくための演習をします。小テスト開始。ボランティア活動の手引き(問33~問35)

第3回
ハジメテノ手話テキスト第15課。指文字・会話の演習をします。
○聴覚障害者講師出(予定)

第4回
ハジメテノ手話テキスト第16課。聴覚障害者が困ったときのお手伝いの表現を演習します。ボランティア活動の手引き(問36~問39)

第5回
ハジメテノ手話テキスト第17課。教育に関する手話単語を演習します。その1。
○聴覚障害者講師出(予定)

第6回
ハジメテノ手話テキスト第18課。教育に関する手話単語を演習します。 その2。ボランティア活動の手引き(問40~問43)

第7回
ハジメテノ手話テキスト第19課。イベントに関する手話を演習します。
○聴覚障害者講師出(予定)

第8回
ハジメテノ手話テキスト第20課。手話にも片手、両手で表すことによって、さまざまな表し方ができること。豊富な言葉があることを学びます。ボランティア活動の手引き(問44~問48)

第9回
ハジメテノ手話テキスト第21課。手話の方向によって主語が変わることの演習をします。 ボランティア活動の手引き(問49~問50)

第10回
ハジメテノ手話テキスト第22課。手話の写像的表現を学びます。
○聴覚障害者講師出(予定)

第11回
ハジメテノ手話テキスト第23課。聴覚障害者日常生活の中で困ることはどんことかについて考えます。ボランティア活動の手引き(問51~問53)

第12回
ハジメテノ手話テキスト第24課。買い物に関する手話単語を演習します。聴こえない人がショッピング施設で困ることはどんことかを考えます。
○聴覚障害者講師出(予定)

第13回
ハジメテノ手話テキスト第25課。家電製品の単語の表し方を演習します。情報に関することば、DVD・デジタルカメラなど今流行のデジタルグッズの表現方法を学びます。ボランティア活動の手引き(問54~問57)

第14回
ハジメテノ手話テキスト第25課。家電製品の単語の表し方を演習します。情報に関することば、DVD・デジタルカメラなど今流行のデジタルグッズの表現方法を学びます。ボランティア活動の手引き(問54~問57)

第15回
後期学習の復習・まとめ。試験の説明。ボランティア活動の手引き(問58~問61)
○聴覚障害者講師出(予定)

第16回
後期試験(筆記試験、実技表現試験)























【前期】
第3回目からテキストを中心に進めていきます。

第4回
次回小テストに備え単語学習

第5回
配布資料は、社会情勢、制度などを中心に聴覚障害者関連のものを随時講師が配布します。
次回小テストに備え単語学習

第6回~第11回
次回小テストに備え単語学習


【後期】
第1回~第12回
次回小テストに備え単語学習
授業の運営方法 通常教室での座学。小テスト・交流は評価対象です。意欲的に取り組んでいただきたいです。
備考 教室外学習について:NHK教育テレビ土曜午前11時15分~11時40分「みんなの手話」
再放送日曜午後7時~7時30分手話ニュース月曜~金曜午後8時45分~9時
学生が達成すべき到達目標 【前期】
①聴覚障害について知る。
②聴こえないことはどういうことか具体的に知り、手話に慣れる。
③聴覚障害者から話を聞く機会をもつことにより、トータルコミュニケーションしていく大切さを理解する。
【後期】
①手話を学習することにより、豊な感情表出も出来るようになり、言語が持つ基本的な意味について考える。  ②聴こえない人と出会ったときに抵抗なく手話で会話をすることが出来る姿勢を養う。
③聴こえない人の抱える問題を福祉知識を活用して解決していく力量を身につける。

評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験 50 筆記の試験に対しては講義で覚えた手話の理解度を確認します。実技試験についてはどのようにして聴こえない人とのコミュニケーションをとるか、積極的に取り組む姿勢を見ます。
小テスト 10 手話単語を増やそうとする姿勢をみます。
レポート 10
成果発表 20 授業時、また聴覚障害者との交流時に自分の気持ちを伝えようとする姿勢をみます。
作品
その他 10 授業への出席は特に重要視しますので、意欲的に取り組む様子は評価の対象とします。
合計 100