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教育・研究

【情報メディア学科】地元新聞サイトの動画チャンネルに作品紹介(29)

大分合同新聞サイトの動画ニュースチャンネルに、工学部情報メディア学科メディアデザインコースのゼミ生を中心として作成した動画コンテンツが掲載されています。

うすき赤猫まつり 市民に愛される地元の名士
4月29日に臼杵市の福良天満宮で開催された『うすき赤猫まつり』。『赤猫』とは、かつて災害時に私財を投じて地元救済に尽力した商人、大塚幸兵衛のあだ名が由来です。臼杵商人のシビアでケチな性質を“赤猫根性”と言われている一方で、大塚は同市で名士として奉られています。
『赤猫まつり』は、大塚をたたえるため、同天満宮に赤猫の人形を奉納したことから始まっています。この赤猫をお守り人形にして売ったところ、御利益が多く、福を招いたとして手厚く祭るようになりました。
祭りでは、境内で約40人の子どもたちが赤猫を装い、福を招くための「赤猫おどり」で盛り上げます。その呼び名にインパクトがある『赤猫』ですが、質素・倹約・勤勉で財を成す立派な人になるようにと、臼杵市民に愛されています。

今回企画した工学部情報メディア学科3年 河野 慎冶さんのコメント
大分県内では「ケチ」という良くない意味で使われており、臼杵商人に由来をしている“赤猫根性”という言葉ですが、もともと『赤猫』の異名をとった商人は地元の名士であったということを取り上げた作品となっています。自分自身が臼杵市出身ということもあり、思い入れのある作品に仕上がっています。

大分合同新聞サイト GATE Ch「うすき赤猫まつり 市民に愛される地元の名士」 https://www.oita-press.co.jp/movie/nbu/2019/09/20190924