NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 第二外国語2(韓国語)(Korean2)
担当教員名 高 文局
配当学年 3 開講期 後期
必修・選択区分 選択 単位数 2
履修上の注意または履修条件 できれば、第二外国語1(韓国語)を受講していることが望ましいです。
受講心得 何よりも「韓国語」を学びたいという熱意が最優先の条件です。
教科書 別途指示します。
参考文献及び指定図書 『はじめての韓国語』金 裕鴻著、明日香出版社
『至福の朝鮮語』野間秀樹著、朝日出版社
必要な資料はプリントにして配布します。
関連科目 第二外国語1(韓国語)
オフィスアワー
授業の目的  外国語を学ぶことの意義は、母語にのみ基づいた考え方、感じ方に新しい視点を導入し、世界の捉え方に変革をもたらすことにあります。大学では中学校以来学んできた英語に加えて別の外国語を学ぶことが望ましく、それは単に専門教育課程にとってのみならず、一般教養の一環としても大きな意味をもちます。なお、近年韓流ブームの流れのなか、韓国語に対する関心が高まっています。さらに、経済・社会・文化的な領域においてもさまざまな交流が行われており、第2外国語としての韓国語に対する社会的な需要も年々増えています。
 本講義では、韓国語という言語だけではなく、韓国の社会・文化についても写真や映像などの資料を用いて学習し、異文化に対する理解を深めていくことを主な目的とします。
授業の概要  第二外国語2(韓国語)では、第二外国語1(韓国語)に続き、文章の構造や文章を読む時の発音問題を繰り返し練習し、理解してもらいます。さらに、文法の理解とそのレベルアップを通じて、自己紹介はもちろんのこと、ある程度日常会話ができるようにするのが目標です。 
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
○第1回 オリエンテーションと前期の復習(1)
 授業の進め方や評価について説明します。
 第1回目の授業では、前期において習ったものを、もう一度復習します。特に、ハングルの読み方や発音を復習します。会話でよく用いられる決まり文句を中心に、パッチムの読み方やリエゾンに特に注意しながら復習します。授業内容について課題を出します。  

○第2回 前期の復習(2)
 前期において習ったものを、もう一度復習します。
 ここでは主に、前期において習った文法を中心に復習を行います。丁寧体の作り方や否定形、助詞の使い方、冠形詞などについてもう一度復習します。授業内容について課題を出します。

○第3回 進行形と願望形について
 ハングルの進行形と願望形について勉強します。
 授業内容について課題を出します。

○第4回 尊敬語について
 日本語と韓国語の類似点の一つは、尊敬語があるということです。ここでは、尊敬語の作り方について学びます。授業内容について課題を出します。

○第5回 小テスト
 第1回~第4回の授業内容についてテストを行います。またテストの模範解答を行い、解説します。

○第6回 疑問を表す言葉
 ここでは主に、疑問を表す言葉を中心に勉強します。
 どこ、いつ、どれ、誰、何、どのくらい、何でも(特定できないもの)、なぜ、どのようになどの疑問を表す言葉を、例文を通じてその用法について勉強します。授業内容について課題を出します。

○第7回 数の表現
 ハングルの数の言い方には、2とおりあります。まず、漢数詞:漢字からきたもので、年月日、お金の計算、電話番号、番地、分、秒、メートル、キロなど度量衡を表すときに使います。零から始まり十、百、千、万、億、兆と続き、数え方は日本語とほぼ同じです。もう一つは、固有数詞:身近な数を数えるときに用いられ、1から99まであります。なお、数詞は、漢数詞、固有数詞ともアラビア数字やハングルで表記することがあります。授業内容について課題を出します。

○第8回 終止語尾
 終止語尾の形態と用法について勉強します。
 韓国語の文の構成で終止語尾は、文末の活用語の語幹につき文を結ぶ役割を果たします。
 終止語尾の形態は、叙述形終止語尾、疑問形終止語尾、命令形終止語尾、勧誘形終止語尾、に分けられます。それぞれ、語幹が母音で終わる場合と子音で終わる場合とによって終止語尾の形が変わりますので、注意しながら勉強しましょう。授業内容について課題を出します。

○第9回 時制
 韓国語の時制は、他の言語と同じく自然時間を過去、現在、未来に分けます。
 ここでは主に、過去形と未来形を中心に勉強します。授業内容について課題を出します。

○第10回 小テスト
 第6回~第9回の授業内容についてテストを行います。またテストの模範解答を行い、解説します。

○第11回 助詞の活用
 場所を表す名詞に付く助詞をはじめ、活用語の語幹に付き文と文を同格に結ぶ助詞、名詞に付いて同一を示す助詞、名詞と名詞を結ぶ役割をする助詞、道具・手段を表す助詞、時間の始点と終点を表す助詞、などについて例文を中心に勉強します。授業内容について課題を出します。  

○第12回 基本会話の表現(1)
 日常的に使われる基本会話を中心に勉強します。
 まず、基本的な挨拶について勉強します。出会ったとき、別れるとき、などに使われる会話表現と自己紹介のとき使われる会話表現について勉強し、自分のものにしていきましょう。単に憶えていくのではなく、感覚で学べるよう努めましょう。授業内容について課題を出します。

○第13回 基本会話の表現(2)と別科の韓国留学生との交流
 いままで習った文法を生かし、簡単な会話を作文してみましょう。作文を通じて、後期において習った進行形・願望形、尊敬語、疑問を表す言葉、数の表現と終止語尾、時制、助詞などについてもう一度復習しましょう。授業の後半には、別科の韓国留学生との交流を行い、実際基本会話を活用してみます。

○第14回 小テスト
 第11回~第13回の授業内容についてテストを行います。またテストの模範解答を行い、解説します 

○第15回 自己点検授業
 授業で学習した内容の総括を行い、学生自身に学習達成の程度を自己点検させます。学習目標が達成されているかを、個々の学生の成績評価を示して説明します。
第1回
配布資料
演習課題
課題の時間30分

第2回
配布資料
演習課題
課題の時間30分

第3回
配布資料
演習課題
課題の時間20分

第4回
配布資料
演習課題
課題の時間20分


第6回
配布資料
演習課題
課題の時間20分

第7回
配布資料
演習課題
課題の時間20分

第8回
配布資料
演習課題
課題の時間20分

第9回
配布資料
演習課題
課題の時間30分



第11回
配布資料
演習課題
課題の時間20分

第12回
配布資料
演習課題
課題の時間30分
授業の運営方法 PowerPointで作成した教材を用いて授業を進めます。講義の後半部分は写真と映像、大衆音楽を用いて韓国の社会・文化などを紹介します。教室の座席を指定します。
備考
学生が達成すべき到達目標 ①ハングル文字について理解する。
②ハングル文字を読めるように学習する。
③ハングルの基本文法を学習し、日本語との違いについて理解する。
④簡単な会話ができるようにする。
⑤韓国社会・文化についての理解を深め、異文化に対する新たな視点を身につける。
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験
小テスト 70 小テスト(3回)を通して講義の内容を理解しているか確認します。
レポート 20
成果発表
作品
その他 10 授業に欠席したり、遅刻・早退せずに、意欲的に取り組んだ場合、評価の対象とします。 
合計 100