NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 情報リテラシー1(Information Literacy 1)
担当教員名 徂徠 三十六
配当学年 1 開講期 前期
必修・選択区分 必修 単位数 2
履修上の注意または履修条件 なし
受講心得 実習を伴うので、欠席・遅刻はしないように心掛けましょう。
教科書 30時間でマスター Office 2010(実教出版)
参考文献及び指定図書 別途指示します。
関連科目 情報リテラシー2
オフィスアワー
授業の目的  インターネットやマルチメディアが普及し、企業のみならず、我々の日常生活のすみずみまでコンピュータが普及しています。さらに、社会全般にわたる情報化の波は、人間が従来行なってきた仕事をコンピュータに置き換えるだけでなく、情報通信ネットワークによる人間関係をよりグローバル化、高速化するなど、人間社会そのものを大きく変容させています。このような意味においても、コンピュータを道具として情報を収集・処理・発信する能力は、現代社会に生きるすべての人々に共通に求められる教養ともいえます。本講義は、そのような情報リテラシー能力の育成を主な目的とします。
授業の概要  本科目では、社会人として必要とされるインターネットを用いた情報収集や就職活動における使い方、コミュニケーション手段としてのワープロソフトによる文書作成、表計算ソフトウェアの活用法などを学びますが、ソフトウェアの操作だけでなく、それらを使って何ができるかを考えながら学習するよう心がけましょう。
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
○第1回 「フレッシュマン・スタートアップセミナー」

○第2回 オリエンテーション、電子メール設定と使い方について
 授業の進め方や評価方法、大学の情報機器を使うためのガイダンスを行ないます。また、電子メールソフトの設定や使い方についても学習します。

○第3回 インターネットの概要と情報検索
 ここでは、インターネットの概要や仕組みについて学習します。さらに、大学ネットーワークシステム、図書館の利用方法やWeb検索などを実習問題を通して経験してみましょう。

○第4回 Wordによる文書作成1
 ここでは、社会人として必須であるワープロソフトを使った文章表現技法を、実習問題を作成しながら習得します。
 ・Word2007の基本的な操作(画面構成、書式設定、文書の保存と読み込みなど)
 ・文字と文章の入力

○第5回 Wordによる文書作成2
 ・文書内に表を作成する(表の挿入、幅変更、セルの結合、縦書きなど)
 ・ビジネス文書の作成 

○第6回 Wordの応用1
 Wordにはさまざまな機能があります。ここでは実習問題を中心に覚えておくと便利な機能を学習します。
 ・Wordの編集機能(均等割付、ルビなど)
 ・検索と置換え機能
 ・段組・ドロップキャップ・ページ罫線

○第7回 Wordの応用2
 ・文書に視覚的な要素を加える(クリップアートなど)
 ・ビジュアルな文書の作成(ワードアート、図形描画)
 ・数式エディタ

○第8回 Wordのまとめ
 Wordの総合問題。

○第9回 Excelの基本的な操作
 表計算ソフトExcelは、基本的には文字、数字、計算式などを入力してワークシート(表)を作成し、作成した表を使って集計処理を行うソフトです。また、表の作成機能のほかに、グラフ機能やデータベース機能などもあります。
 ここではまず、Excel2007の初期画面説明と基本的な操作方法を学習します。
 ・初期画面の説明とデータの入力(行・列の挿入、削除、移動・コピー、オートフィル機能など)
 ・ワークシートの書式設定
 ・計算の方法
 ・オートSUMや関数の挿入を用いる計算
 ・相対参照と絶対参照

○第10回 グラフの作成と活用
 Excelでは、作成したワークシートからいろいろなグラフを簡単に作ることができます。14種類の標準グラフがあり、それぞれに何種類ものフォーマットを持っているので、全体で70種類以上のグラフを作ることができます。どの種類を選んでグラフを作るかは、表示したい内容や強調したいことによって選ぶことになりますので、グラフの種類とそれぞれの用途についても学習しましょう。
 ・グラフの種類と用途
 ・諸グラフの作成と編集(積み上げグラフ、折れ線グラフ、円グラフ、3-Dグラフ、複合グラフ、絵グラフなど)
 
○第11回 関数の活用1
 Excelでは、関数を活用することによってさまざまな集計処理を行なうことができます。ここでは関数の種類と利用方法について学習します。
 ・MAX・MIN関数(最大・最小)
 ・COUNT・COUNTA関数(データのカウント)
 ・ROUND・ROUNDUP・ROUNDDOWN関数(データの四捨五入・切り上げ・切り捨て)
 ・RANK関数(順位づけ)

○第12回 関数の活用2
 ・IF関数(条件の判定)
 
○第13回 関数の活用3
 ・VLOOKUP・HLOOKUP・INDEX関数(検索関数)
 ・COUNTIF・SUMIF関数(条件に一致するセルの計算) 

○第14回 Excelのデータベース機能(リスト)とWordとExcelの活用
 データベースは、関連する情報を管理し、使いやすく情報を加工する機能です。ここでは、データの並べ替えやフィルタ機能について学習します。また、WordとExcelの活用についても学習します。
 ・並べ替え
 ・フィルタ(データの抽出)
 ・埋め込みオブジェクト
 ・リンクオブジェクト

○第15回 Excelのまとめ
 Excelの総合問題。

○第16回 共通期末試験
 タイピング、Word、Excelを中心に共通期末試験を行います。
 教科書、ノートのみ持込可です。


第2回
配布資料
第3回
演習課題
課題の時間50分

第4回
演習課題
課題の時間50分

第5回
演習課題
課題の時間50分

第6回
演習課題
課題の時間50分

第7回
演習課題
課題の時間50分

第8回
演習課題
課題の時間70分

第9回
演習課題
課題の時間30分

第10回
演習課題
課題の時間50分

第11回
演習課題
課題の時間50分

第12回
演習課題
課題の時間50分

第13回
演習課題
課題の時間50分
第14回
演習課題
課題の時間50分
第15回
演習課題
課題の時間70分




授業の運営方法 実習に重点をおいた授業を行ないます。
備考
学生が達成すべき到達目標 ①インターネットの概要と仕組みについて学習し、ネチケットの重要性を理解する。
②ワープロソフト(Word)を用いて文書作成ができるようにする。
③表計算ソフト(Excel)を用いて集計処理ができるようにする。
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験 80 タイピング(15点)、Word(20点)、Excel(45点)を中心に、共通試験を行います。
小テスト
レポート 10
成果発表
作品
その他 10 授業に欠席したり、遅刻・早退せずに、意欲的に取り組んだ場合、評価(10点)の対象とします。
合計 100