NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 プロジェクト演習2(Project Seminar 2)
担当教員名 星芝 貴行、赤星 哲也、濱田 大助、伊藤 研、足立 元、坪倉 篤志、吉森 聖貴、福島 学
配当学年 4 開講期 前期
必修・選択区分 選択 単位数 2
履修上の注意または履修条件
受講心得
教科書
参考文献及び指定図書 ソフトウェア開発領域:
・ロボットレースによる組込み系技術者養成講座
   ETロボコン実行委員会・編 毎日コミュニケーションズ
   ISBN:978-4-8399-2654-0
・ETロボコン公式サイト
  {http://www.etrobo.jp/}

映像制作領域:
・映像編集の秘訣1  (協)日本映画・テレビ編集協会編
・映像編集の秘訣2  (協)日本映画・テレビ編集協会編
・分かりやすい文章の技術 藤沢晃治著 (講談社:ブルーバックス)
・分かりやすい表現の技術 藤沢晃治著 (講談社:ブルーバックス)
・分かりやすい説明の技術 藤沢晃治著 (講談社:ブルーバックス)
・情報を見せる技術 中川佳子(光文社親書106)
・一人でもできる映画の撮り方 西村雄一郎著 洋泉社
関連科目 (先修科目)
プロジェクト演習1
(後修科目)
プロジェクト演習3
オフィスアワー
授業の目的  この科目は、米国でいうところのDesign科目、Capstoneプロジェクトに相当する科目です。現実的性格をもつ工学的諸問題に対し、学生自らが問題テーマを設定し、これまでの授業科目で習得した知識・技術を横断的、相互有機的に連結させながら、チームを組んで問題解決に取り組み、最後に、得られた成果を報告書としてまとめプレゼンテーションを行い、担当教員全員による審査を受けます。問題解決の手法としてはPlan-Do-See-Check-Actのプロセスを重視します。

 プロジェクトテーマの設定にあたっては、企業からの委託研究や、地域の各種公共団体から寄せられる公共的テーマ、コンクールへの参加など、多様なケースが想定されます。この科目の到達目標は、チームによる問題解決能力など、広範な社会人基礎力を身につけることです。
ソフトウェア開発領域:
 UML普及を目的とした、企業・大学等向けの「ETロボコン」(主催:経済産業省)へ挑戦します。

映像制作領域:
 企業や、地域の各種公共団体から出されたテーマにしたがって、チームごとに映像を制作します。
 チームは、リーダー(ディレクター)担当者が企画・シナリオ作成・指揮を、ほかのメンバーは折衝・撮影準備・撮影・編集・録音・資料整理などをスタッフとして担当します。それぞれの担当分野に関して責任を負いながら、チームでの映像作り体験を通して、これまで学んできた映像制作に関する知識と技術をより実際的な力に近づけることをねらいとしています。
授業の概要  教員はアドバイザーとして常に状況を見守っていますが、作品を細部にわたって検討し、実際の制作を行うのはみなさんです。 心配や困りそうなことがあれば、どのようなことでも、いつでも相談するようにしてください。
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
設定されたテーマによって、多様なケースが想定されます。
ソフトウェア開発領域:
プロジェクト演習1と連続した1年間のプロジェクトとして、「ETロボコン」に出場します。

映像制作領域:
 学習内容は以下の9ステップについて、順を追って進めます。それぞれのステップでは、教員あるいは企業から派遣された技術者の指導にしたがって、学生たちはチームで各ステップに設けられた課題を順次解決し、最終的に映像作品を仕上げます。

?調査&情報収集
  ■取材候補の探索
  ■取材内容の調査・確認
  ■取材協力先の選定(最終的には店舗や施設、イベントなど5~6項目に絞ります)
?企画立案
  ■番組のコンセプト作り
?構成案作成
  ■番組の大まかな流れを作る
?シナリオ作成
  ■具体的な撮影内容を流れにしたがって整理する
?撮影準備
  ■グループ別の撮影内容の確認
  ■撮影小物(例えばボード)の作成
  ■撮影協力先との打合せ
  ■撮影機材等の確認
?撮影
?編集
?録音
?仕上げ
 設定されたテーマによって多様なケースが想定されます。

システム系:


映像制作系:
 予習として、ここまでに学んできた情報デザイン1、情報デザイン2、映像1、映像2、プロジェクト演習1の講義内容と演習の成果の確認が必要です。
授業の運営方法  企業からの委託研究や、地域の各種公共団体から寄せられる公共的テーマ、コンクールへの参加など設定されたプロジェクトテーマによって多様なケースが想定されますが、基本的には企業・公共団体・教員が指導チームを構成し、それぞれが技術の指導や知識の教授など、それぞれの特性を十分に活かしながら運営します。
備考
学生が達成すべき到達目標  この科目の到達目標は、企業からの委託研究や、地域の各種公共団体から寄せられる公共的テーマ、コンクールへの参加など、多様なケースが想定されますが、設定されたテーマに取り組むプロセスを通して、関連する知識や技術を再確認するとともに、チームによる問題解決能力など、広範な社会人基礎力を身につけることです。
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験
小テスト
レポート
成果発表 ソフトウェア開発領域:
 「ETロボコン」への出場。

作品 映像制作領域:
 企業側は技術的な側面から、教員チームは知識的な側面から評価する。このとき、企画時に設定した目標(対象や目的をしぼった情報の伝達)をクリアできる作品に仕上げられていることを前提とする。
その他  前提として、プロジェクトスタート時に設定した役割を責任をもって果たすことで、プロジェクトが完遂できること。設定されたプロジェクトテーマによって多様な展開が想定されるが、基本的にはプロジェクトを完遂させるまでのいくつかのステップで技術的なおよび知識的な側面から評価を行なう。
合計