NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 日本語B(Japanese B)
担当教員名 清田 芳弘、河野 恵美子
配当学年 1 開講期 後期
必修・選択区分 選択 単位数 1
履修上の注意または履修条件  このクラスは外国人留学生に対する日本語基礎クラスです。辞書と専用ノートを準備して受講するようにしてください。
受講心得  授業では積極的に日本語を使ってください。わからないところや疑問点などあれば、そのためのクラスなので、どんどん質問してください。メール等も積極的に使ってください。「日本語A」、「日本語B」の学習を通して、日本語能力試験2級基礎レベル(新基準ではN3~N2レベル)の学習項目の習得を目標にがんばってください。
教科書 プリント
参考文献及び指定図書 『留学生のための読解トレーニング 読む力がアップする15のポイント』(凡人社)
『学ぼう にほんご 中上級(日本語能力試験N1対応)』(専門教育出版)
『学ぼう にほんご 上級(日本語能力試験N1対応)』(専門教育出版)
平成14~22年度までの日本留学試験の日本語科目問題
関連科目  留学生関連としては、学期前半期の日本語の基礎力を磨く「日本語1」があり、その他中級から中上級レベル(日本語能力試験新基準N3~N2レベル)の運用活動を中心に進める「日本語3」(後期実施の「日本語4」)、より専門的な内容理解を中心に進める「日本語5」(後期実施の「日本語6」)があります。
 また前期の5月、6月に、今年度から新基準になる日本語能力試験の準備のための「日本語能力試験対策講座」があります。この対策講座は10回の実施になります。
オフィスアワー
授業の目的 「日本語B」は「日本語A」の学習を受けて、大学の講義を受ける上での日本語の基礎力作りが目的です。日本語の初級レベル(日本語能力試験3級レベル※新基準ではN4~N3レベル)から中級レベル(日本語能力試験2級レベル※新基準ではN3~N2レベル)までの日本語能力を身につけて、特にその運用面での基礎力を伸ばすことにあります。クラスを能力別に3クラスに分け、それぞれの能力に合った方法で、日本語の総合的能力を形作ります。
 学期の前半期の「日本語A」を受けて、学期後半期の「日本語B」につながるクォーター制での実施となっていますが、「日本語A」と同様これも入学当初に集中して日本語基礎力を固めておくという意味合いがあるからです。
「日本語A」と「日本語B」は、新入の留学生には、AとBのどちらも必修科目に近いものとして理解してもらい、日本語力に自信のある学生以外は、全員受講してほしいと思います。
授業の概要  「日本語B」は「日本語A」と同様、能力別に3クラスに分かれ、授業の進め方もクラスごとに異なります。

例)「日本語B-1」の場合
まず総合的な日本語基礎力チェックのためのテーマ短作文練習
→大学の講義内容に即した比較的アカデミックなテーマでの短めのまとまった文の読解練習
→日本語能力試験2級レベルを基準とした日本留学試験の聴解練習、聴解と読解を合わせた読聴解練習
→今日のテーマのキーワードを使った主題文作成発表
という基本的な流れで授業は進められます。
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
○第1回 プレースメントテスト(日本語基礎力診断クラス分けテスト)

○第2回~15回

 初回のテスト結果によって、能力別に「日本語2-1」から「日本語2-4」まで4クラスに分け、日本語能力試験3級レベル(新基準ではN4~N3レベル)の初級基礎能力補強レベルから、日本語能力試験2級基礎レベル(新基準ではN3~N2レベル)までのクラス別シラバスで授業が行われます。

例)「日本語B-1」について
・毎時間の始めに、短文による課題作文練習を行い、日本語の基礎力をチェックします。
・大学の講義内容に関連したアカデミックなテーマのまとまった短めの文章の読解練習をし、まとめとしてキーワードを使った主題文を書いて発表する練習をします。
・日本語能力試験2級基礎レベル(新基準N3~N2レベル)の日本留学試験の日本語聴解練習、また聴解と読解を組み合わせた聴読解練習を行い、聞き取りのまとめとしてキーワードを使った主題文を書いて発表するといった練習をしまう。
・毎時間課題作文の宿題があります。

○第16回 期末試験を行います。
例)「日本語B-1」の場合
2回目~14回目まで、課題作文があります(授業のテーマに関連した課題です)。
授業の運営方法  第1回目に受講生全員に日本語の基礎力についてのプレースメントテストを実施し、能力別にクラス分けを行います。3クラス編成でクラスは構成されます。クラスによって授業形式、授業内容も違いますので、それぞれのクラス担当の先生の指示に従ってください。
備考
学生が達成すべき到達目標 ①日本語能力試験3級レベル(新基準N4~N3レベル)の基礎的な理解力、運用力を確実に身につける。
②日本語能力試験2級基礎レベル(新基準N3~N2レベル)の基礎的な理解力、必要な運用力を身につける。
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験 60 講義の内容を理解できているかを確認します。
小テスト
レポート 40
成果発表
作品
その他
合計 100