NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 情報リテラシー1(Information Literacy 1)
担当教員名 高 文局
配当学年 1 開講期 前期
必修・選択区分 必修 単位数 2
履修上の注意または履修条件 【教室変更に注意】
講義形式の授業と実習形式の授業は教室が異なりますので注意してください。
受講心得 欠席・遅刻はしないように心掛けましょう。
教科書 『Office 2010&情報モラル』 【noa出版】
参考文献及び指定図書 別途指示します。
関連科目 情報リテラシー2
オフィスアワー
授業の目的  インターネットやマルチメディアが普及し、企業のみならず、我々の日常生活のすみずみまで情報化の波が押し寄せています。このような社会全般にわたる情報化は、人間が従来行なってきた仕事をコンピュータに置き換えるだけでなく、人間関係そのものをよりグローバル化、高速化するなど、人間社会を大きく変容させています。このような意味においても、情報を収集・処理・発信する能力や「情報そのもの」をモラルに則して効果的かつ主体的に活用する能力は、現代社会に生きるすべての人々に共通に求められる教養ともいえます。本講義は、そのような情報リテラシー能力の育成を主な目的とします。
授業の概要  本科目では、授業形態を大きく講義形式と実習形式に分けて行います。講義形式の授業では、情報ネットワーク社会を生きる上で必要とされる基礎知識や情報倫理、セキュリティー、メディア・リテラシー、著作権などについて学びます。さらに実習形式の授業では、コミュニケーション手段としてのワープロソフトによる文書作成、表計算ソフトウェアの活用法などについて学びます。
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
○第1回 「スタートアップセミナー」

【講義形式授業:2回~7回】 共通

○第2回 オリエンテーション、クラス分けのためのアンケート調査
 授業の進め方や評価方法、8回目からの授業のクラス分けのためにアンケート調査を行います。

○第3回~第4回 情報ネットワーク社会と「私」
 ここでは、情報ネットワーク社会を生きる上で必要とされる情報倫理やセキュリティー、メディア・リテラシー、著作権などについて学びます。

○第5回 世界がつながるしくみ
 私たちが普段使っているインターネットがどのようなしくみで情報をやり取りしているかを解説します。また、インターネットを利用した新しい技術が社会に与える影響についても考えてみます。

○第6回 コンピュータのしくみと情報のあらわし方
 私たちの生活のなかには多くの情報機器があります。この時間は情報機器の基本となる用語や単位について解説します。カタログを見て製品を比較できるようになることを目標にしています。

○第7回 共通中間試験
 講義形式の授業で学んだ内容を中心に、共通中間試験とその解説を行います。

【実習形式授業:8回~15回】 基礎クラス
 Word・Excelが初めてという人、あるいは基礎からやり直したい人が対象です。高校までの復習をかねて、基礎的な内容を実習形式で行います。

○第8回 情報検索とWordによる文書作成~その1
 ここでは、大学のネットーワークシステムと電子メールソフトの設定や使い方を説明します。図書館の蔵書検索やWeb検索などを確認してみましょう。さらに、ワープロソフトを使った文章表現技法を、実習問題を作成しながら習得します。
 ・Word2010の基本的な操作(画面構成、書式設定、文書の保存と読み込みなど)
 ・文字と文章の入力

○第9回 Wordによる文書作成~その2
 ・文書内に表を作成する(表の挿入、幅変更、セルの結合、縦書きなど)
 ・ビジネス文書の作成

○第10回 Wordの応用
 Wordにはさまざまな機能があります。ここでは実習問題を中心に覚えておくと便利な機能を学習します。
 ・Wordの編集機能(均等割付、ルビなど)
 ・段組・ドロップキャップ・ページ罫線
 ・文書に視覚的な要素を加える(クリップアートなど)
 ・ビジュアルな文書の作成(ワードアート、図形描画)

○第11回Excelの基本的な操作
 表計算ソフトExcelは、基本的には文字、数字、計算式などを入力してワークシート(表)を作成し、作成した表を使って集計処理を行うソフトです。また、表の作成機能のほかに、グラフ機能やデータベース機能などもあります。
 ここではまず、Excel2010の初期画面説明と基本的な操作方法を学習します。
 ・初期画面の説明とデータの入力(オートフィル機能など)
 ・ワークシートの書式設定
 ・計算の方法
 ・相対参照と絶対参照
 
○第12回 グラフの作成と関数の活用~その1
 Excelではいろいろなグラフを簡単に作ることができますが、どの種類のグラフを使うかは用途によって違います。適切で分かりやすいグラフを作るように心がけましょう。さらに、Excelは関数を利用することによってさまざまな処理を行なうこともできます。ここでは基本となる集計処理を中心に関数の使い方についても学習します。
 ・グラフの種類と用途
 ・グラフの編集(棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフ、複合グラフなど)
 ・SUM,AVERAGE関数
 ・MAX・MIN関数(最大・最小)

○第13回 関数の活用~その2
 ・COUNT・COUNTA関数(データのカウント)
 ・ROUND関数(データの四捨五入・切り上げ・切り捨て)
 ・RANK関数(順位づけ)

○第14回 関数の活用~その3
 ここでは、Excelで最も重要な関数の一つであるIF関数を中心に使い方を学習します。
 ・IF関数(条件の判定)
 
○第15回 関数の活用~その4 とExcelのまとめ
 ・COUNTIF・SUMIF(条件に一致するセルの計算) 
 ・Excelの総合問題。

○第16回 共通期末試験
 タイピング、Word、Excelを中心に共通期末試験を行います。
第2回
配付資料
第3回~第4回
配付資料
演習問題15分

第5回
配付資料
演習問題20分

第6回
配付資料
演習問題20分
第7回
解答例の配付


第8回
演習問題50分

第9回
演習問題50分
第10回
演習問題50分

第11回
演習問題50分


第12回
演習問題50分


第13回
演習問題50分
第14回
演習問題50分

第15回
演習問題70分
授業の運営方法  本授業は、講義形式の授業と実習形式の授業とに分けて行います。前半は情報ネットワーク社会を生きる上で必要とされる基礎知識を中心に、講義形式の授業を行います。後半はWordとExcelを中心に、実習形式の授業を行ないます。
備考
学生が達成すべき到達目標 ①情報ネットワーク社会の光と影を正しく認識し行動する。
②情報通信システムの基礎的な仕組みを理解する。
③ワープロソフト(Word)を用いて文書作成ができるようにする。
④表計算ソフト(Excel)を用いて集計処理ができるようにする。
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験 80  中間試験(30点)と期末試験(50点)を共通試験として行います。
小テスト
レポート 10
成果発表
作品
その他 10  授業に欠席したり、遅刻・早退せずに、意欲的に取り組んだ場合、評価(10点)の対象とします。
合計 100