NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 相談援助の理論と方法B(Theory and Method of Social WorkB)
担当教員名 小桐 修
配当学年 3 開講期 後期
必修・選択区分 選択 単位数 4
履修上の注意または履修条件 社会福祉士国家試験受験資格を取得しようとする者は必ず受講すること。
すでに、「相談援助の基盤と専門職A・B」および「相談援助の理論と方法A」を履修していることが望ましい。
かなり専門的な内容(ソーシャルワークの技術)に立ち入るので、社会福祉士(ソーシャルワーカー)を目指すのでなければ、益に乏しい科目であることを断っておきたい。
受講心得 よく考えること、たくさん読むこと、真摯な態度で授業に臨むこと。
教科書 使用しない。
参考文献及び指定図書 新・社会福祉士養成講座8『相談援助の理論と方法Ⅱ』中央法規
MINERVA社会福祉士養成テキストブック3・4『ソーシャルワークの理論と方法Ⅰ・Ⅱ』ミネルヴァ書房
関連科目 相談援助の基盤と専門職
社会福祉援助技術演習Ⅱ
社会福祉援助技術現場実習
オフィスアワー
授業の目的 ソーシャルワーカーとして欠くことのできない技術の理解を目指す。
授業の概要 「社会福祉士及び介護福祉士法」は、「身体上若しくは精神上の障害があること又は環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導、福祉サービスを提供するの者又は医師その他の保健医療サービスを提供する者その他の関係者との連絡及び調整その他の援助を行うこと」を、「相談援助」と位置づけている。本科目「相談援助の理論と方法」は、「社会福祉士及び介護福祉士法」の改正に伴って大幅に見直された新カリキュラムに基づくものであり、旧カリキュラムにおいて「社会福祉援助技術論」と呼ばれていた科目に該当する。旧カリキュラムの「社会福祉援助技術論」がソーシャルワークを、個別援助技術(ケースワーク)、集団援助技術(グループワーク)、地域援助技術(コミュニティワーク)に細分化してとらえていたのに対して、新カリキュラムの「相談援助の理論と方法」は、個人、家族、小集団・組織、地域社会をクライエント・システムとしてとらえ、それらのシステムを横断する統一的なソーシャルワーク理論を展開する点に特徴がある。本科目では、ケースマネジメント(ケアマネジメント)、スーパービジョン、コンサルテーション、ネットワーキング、さまざまな援助モデルとアプローチなどを講ずる。
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
第1回:相談援助のおける対象の理解(1)
第2回:相談援助における対象の理解(2)
第3回:ケースマネジメント(1)
第4回:ケースマネジメント(2)
第5回:グループを活用した相談援助(1)
第6回:グループを活用した相談援助(2)
第7回:コーディネーションとネットワーキング(1)
第8回:コーディネーションとネットワーキング(2)
第9回:相談援助における社会資源の活用・調整・開発(1)
第10回:相談援助における社会資源の活用・調整・開発(2)
第11回:さまざまな実践モデルとアプローチ(1)
第12回:さまざまな実践モデルとアプローチ(2)
第13回:さまざまな実践モデルとアプローチ(3)
第14回:さまざまな実践モデルとアプローチ(4)
第15回:さまざまな実践モデルとアプローチ(5)
第16回:さまざまな実践モデルとアプローチ(6)
第17回:スーパービジョンとコンサルテーションの技術(1)
第18回:スーパービジョンとコンサルテーションの技術(2)
第19回:ケースカンファレンスの技術(1)
第20回:ケースカンファレンスの技術(2)
第21回:相談援助における個人情報の保護(1)
第22回:相談援助における個人情報の保護(2)
第23回:相談援助における情報通信技術の活用(1)
第24回:相談援助における情報通信技術の活用(2)
第25回:事例研究・事例分析(1)
第26回:事例研究・事例分析(2)
第27回:相談援助の実際(1)
第28回:相談援助の実際(2)
第29回:ソーシャルワークの哲学(1)
第30回:ソーシャルワークの哲学(2)
授業の運営方法 講義形式で行う。
事例研究・事例分析を取り上げる際は演習形式を採用する。
毎回、前週の授業の復習をかねて、小テストを行う。
備考
学生が達成すべき到達目標 ①ソーシャルワークの技術に習熟する。
②ソーシャルワークの理論を理解する。
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験 70 小テストをもとに一問一答形式の問題を出題する。
加えて、記述・論述形式の問題も出題する。
小テスト 30 一問一答形式。
毎回実施する。
レポート
成果発表
作品
その他
合計