NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 ゼミナールⅢ(Seminar Ⅲ)
担当教員名 松下 乾次
配当学年 3 開講期 前期
必修・選択区分 必修 単位数 4
履修上の注意または履修条件 特になし。
受講心得 出席が必修です。課題のしっかり達成してください。
教科書 未定。授業で指示します。
参考文献及び指定図書 授業で指示します。
関連科目 3年生ではとくに法律の関連科目をしっかり履修してください。
オフィスアワー
授業の目的  企業・組織の社会的責任を学習します。企業、官庁その他様々な組織における不祥事が連日報道されています。食の安全、製品の欠陥、建物の欠陥、さらに行政組織では年金のいい加減な処理など。明らかな法令違反は問題外です。コンプライアンスは必須です。いまではさらに、社会貢献、社会的責任(CSR)が企業その他組織には求められています。企業は株主・顧客でだけでなく、消費者、地域住民そして従業員にも気を配ることが求められます。ヒト・モノ・カネを集中して効率よく利潤を追求するだけでなく、あらたな社会の創造を企業やその他様々な組織は求められているのです。19世紀、20世紀と発展してきた産業社会は、テロ、環境破壊、そして経済金融危機という巨大なリスクに直面しています。また、グローバル化・高度情報化は、特に現代企業に新たん変革を求めています。これら、現代の社会経済の状況を踏まえ、企業そして多様な組織がどのような課題を持ち、新たに変わろうとしているかを学習していきます。
 ゼミナールⅢでは、とくに現代の企業・会社の仕組み、ガバナンスについて、グローバル化の視点から(各国の会社制度の比較を通して)学習します。
授業の概要
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
前期
第1回 今年度のスケジュール確認。2010年度の時事を概観します。
第2回 2011年度の時事を概観します。
第3回 最近の時事問題を扱い、社会認識力がついてきたか確認します。
第4回 企業をめぐる最近の事件を扱い、課題を検討します。
第5回 第4回に引き続き、現代社会における企業の課題を検討します。
第6回 コーポレートガバナンスとは何か。意義と背景を見ます。
第7回 グローバル化の問題を見ます。
第8回 引き続きグローバル化の問題を見ます。
第9回 日本の経営、企業の仕組み(ガバナンス・トップマネージメント)を見ます。
第10回 アメリカの企業の仕組みを見ます。
第11回 日本の会社法改正など、会社の仕組みの変化を見ます。
第12回 引き続き、日本の会社の仕組みの問題を見ていきます。
第13回 その他の国の企業、経営の仕組みを見ます。
第14回 引き続き、他の国の企業・経営の仕組みを見ます。
第15回 前期のまとめ。夏季休業中の課題説明。
後期
第16回 後期スケジュールの確認。夏季休暇課題提出と発表(卒研を念頭において一番興味を持つテーマを各自考える)。
第17回 企業・組織の社会的責任(SR)とは。
第18回 引き続き問題の背景を考察する。
第19回 SRで何が問われるのか。株主以外のステークホルダーとは。
第20回 消費者
第21回 消費者
第22回 消費者
第23回 従業員
第24回 従業員
第25回 従業員
第26回 コンプライアンス・安全
第27回 コンプライアンス・安全
第28回 2012年度の時事を概観し、2013年度の政治・経済の年間行事を確認します。
第29回 コンプライアンス・安全
第30回 卒権の要旨の発表。
春季休暇課題 卒研テーマの要約を提出。
資料のそれぞれが該当する部分をしっかり読む(予習)して、議論に参加する。発表担当者はとくにテーマを研究し、レジメにまとめて発表する。
授業の運営方法 テーマの資料の輪読と、与えられたテーマ発表・討論で行います。
備考
学生が達成すべき到達目標 ① 学習のスキルを身につける。
② 現代の企業の抱える問題を、具体的事件を通して理解する。
③ 社会的責任について理解する。
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験
小テスト
レポート 40
成果発表 50 発表担当者は、レジメを作り、意見をまとめて発表することが課題です。
作品
その他 10 毎回出席し、議論に積極的に参加することを評価の対象にします。
合計 100