NBU日本文理大学

シラバス情報

注)公開用シラバス情報となります。在学生の方は、「UNIVERSAL PASSPORT」で詳細をご確認下さい。

科目名 マーケティング論(Marketing)
担当教員名 後藤 幹雄
配当学年 2 開講期 前期
必修・選択区分 選択 単位数 2
履修上の注意または履修条件 教わろうではなく、考える癖を身につけてほしいですね。
受講心得 講義中の携帯・私語は厳禁、ルール違反は退室してもらいます。座席は指定。
教科書 参考資料配布
参考文献及び指定図書 ①「現代広告論」岸志津江、田中洋、嶋村和恵(有斐閣アルマ)
②「マーケティング・サイエンス入門」古川一郎、守口剛、阿部誠(有斐閣アルマ)
③「ブランド価値を高めるコンタクトポイント戦略」S.Mデイビス、M.ダン「ダイヤモンド社」
④「新しい広告」監修 嶋村和恵(電通)
関連科目 広告論、eビジネス論Ⅰ、メディア論、インターネット広告論、サービスマーケティング論
オフィスアワー
授業の目的 マーケティングに関する理論の基礎をマスターすること。環境変化に対応すべく開発されたマーケティングに関する新しい考えについても紹介し、企業・メディア・広告会社などの最新の動向・対応の具体的事例を学ぶことで、マーケティングの考え方がいかに重要かを肌で感じてもらう。
授業の概要  マーケティングとはそもそもどういうことか、マーケティング・コミュニケーションの目的と方法、マーケティング
 環境分析、マーケティング計画の概要、マーケティング・ミックスの考え方、最近のマーケティングの動向
 などを、各2~3回づつ学びます。
授業計画 学習内容 学習課題(予習・復習)
第1回:マーケティングの基礎(1)
  ・マーケティングの基本、マーケティング的考え方について

第2回:マーケティングの基礎(2)
 ・マーケティングの定義、マーケティングが前提にしていること

第3回:マーケティング・コミュニケーションの目的と方法(1)
 マーケティングの基本コンセプト、①顧客志向、②競争優位、③効果管理について

第4回:マーケティング・コミュニケーションの目的と方法(2)
 ①プッシュとプルの考え方 ②セグメンテーションとターゲティングについて

第5回:マーケティング・コミュニケーションの目的と方法(3)
 知覚マップとポジショニングの基本

第6回:マーケティング環境分析(1) 内部環境分析
  ・自社のリソースなどの内部環境のコミュニケーション体系における位置づけについて

第7回:マーケティング環境分析(2) 外部環境分析 
  ・競争相手、消費者などの外部環境のコミュニケーション体系の位置づけについて

第8回:マーケティングプランニングその① ターゲティングとポジショニング
  ・ターゲティングについて~どのような消費者が特定ブランドを選ぶか、セグメンテーショ
   ン/ターゲティングについて学ぶ。
  ・ポジショニング~消費者が特定ブランドをどう見ているか、知覚マップ/ポジショニング
   について 学ぶ。

第9回:マーケティングプランニングその② マーケティング・ミックス概要
   ・マーケティング・ミックスについて~マーケティング戦略の基本4P(プロダクト・プレイ
   ス・プライス・プロモーション)の基本的意味及び組み合わせの手法等について学ぶ。

第10回:マーケティング・ミックス①
  ・ 商品政策について~消費者にとって特定の商品が持つ意味について学ぶ

第11回:マーケティング・ミックス②
 ・ 価格政策について~価格決定のメカニズム、小売価格戦略、メーカーの価格戦略など
  について学ぶ。

第12回:マーケティング・ミックス③
 ・流通戦略について~1.開放的か排他的か、2.経路に関する様々な条件、3.垂直統
  合の意味合い他様々な流通政策選択の条件や事例について学ぶ。

第13回:マーケティング・ミックス④
 ・販促戦略について~プロモーションミックスの意味合い、PR・SP他各方策について正
  確な理解を促す。

第14回:マーケティングと広告について
 ・マーケティング活動における広告の位置づけ

第15回:マーケティングとブランドコミュニケーション
 ・ブランド論の背景、今なぜブランドか等、マーケティング・コミュニケーションにおけるブラ
  ンドの基本的意味を学ぶ。

第16回:試験
 第1回から第15回までが範囲です。参考資料や配布資料など全て持ち込み可です。
学びは繰り返しです。
授業では教材をもとに皆
で学び、授業を離れては
自分の頭でひとり学習し
ます。その連携、繰り返
しが成長を促します。
授業の運営方法 ①各回パワーポイントで作成した内容について講義、教科書で確認してください。
②マーケティング活動の事例や企業・メディア・生活者の最新動向を学ぶため、メディア情報を随時紹介しま 
 す。
備考
学生が達成すべき到達目標 ①マーケティング的考え方の重要性が説明できる。

②マーケティング手法の基礎を、具体例をあげながら説明できる。

③マーケティング・コミュニケーションで重要なポイントを説明できる。

④マーケティング計画の基本的な仕組みを説明できる。

⑤ケーススタディーを通して、仕事の場面におけるマーケティング行動をイメージできる。
評価方法 評価の割合 評価の実施方法と注意点
試験 70 到達目標に関連して記述課題を6~7問
小テスト
レポート 15
成果発表
作品
その他 15 授業に欠席したり、遅刻したりせず、意欲的に取り組んだ場合、評価の対象とします。
合計 100